いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

こらそこの秋の新芽の名は何と(あ)

 温冷交互浴を始めてから一ヶ月近く経つ。

 温冷交互浴とは、湯と水を交互に浴びる入浴法で、体に刺激を与えることで抹消血管が開き、乳酸などが体外に排泄されやすくなるので疲労回復効果があるという。

 私は、浴槽に3分浸かった後で水のシャワーを1分浴び、再び浴槽に浸かるというのを5セットやる、のを目指している。大抵は他のお客さんもいて、お客さんの迷惑にならないように2、3セットでおしまいにしたりすることが多い。

 それを一ヶ月近く続けてみて、効果のほどはというと、それがよく判らない。下っ腹が凹んだわけでもなく、体重が減ったわけでもないが、疲労回復という点で言えば、多少の効果はあるのかなという程度。でもそれは、これまでと同じ温泉効果でもあるよな。

 交互浴が疲労回復に効果的だと言われても、それを実践している人は、少なくとも一二三荘では私一人しかいない。フィニッシュに水を浴びて上がる人はいるが、温冷を交互に繰り返す人は、見てると私だけみたい。いまだに、温泉に浸かるだけで疲れが取れると思っている人が多いのだろう。

 かくいう私も基本的にはその考えだが、ただ、たまたま温冷交互浴なる入浴法を知って、なんか体に良さそうだぞと思って実践しているだけにすぎない。効果のほどはもうしばらく経ってからでないと判らないのかもしれない。

 で、終わりは「温」か「冷」かということだが、温泉ソムリエさんは、こう言ってます。

「そして、“温冷交互浴初心者”は『温』で始まり『温』で終わりますが、慣れてきたら『冷』で始まり『冷』で終わるようにしましょう。慣れると血管の拡張、縮小が容易になるので、『冷』で血管を引き締めた後、自ら血管を広げようとする力が働き、血行が良くなるからです」<http://onsen-s.com/n009-siawase2-8.html

 とは言っても、これから冬場に向かって寒くなれば、「温」で終わりたいと思うでしょう。温泉はいいなあ芯から温まる、の状態でバイクにまたがりたいよね。いくら「冷」で終わる方法を勧められても、ここは「温」で終わりたいところです。

 そもそも私がこの入浴法を実践してみようと思ったのは、「血行が良くなる」という効果に惹かれたから。謳い文句にはないけれど、血の巡りがよくなるということは糖尿病にも効果があるのではないかという期待があった。期待通りの効果が得られるかどうかは判らないけれど、しばらく続けてみて、HbA1C値との連関を探っていくとしよう。

 

【今日の一枚】何の新芽だろう。

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 三尺あやめの横に芽を出した。何の新芽だろう。ネットにあたってみたが、結局判らなかった。この周辺に植わってある庭木は、ツバキ(椿)、ムクゲ(木槿)、グミ(茱萸)だが、葉の形はそのどれにも当てはまらない。何本も芽を出しているところから推して、鳥が種を運んできたとも考えにくい。う〜ん、前のオーナーの伐り落とした庭木が蘇ったのだろうか。

 この箇所には陽光を差し込ませておきたいので、これ以上の庭木は要らない。新芽の正体が知れたら、いずれ摘み取ろうと思います。

 

【書】「申命」しんめい(No.455)

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 「繰り返し命令する。申は、重ねる意」(『旺文社漢字典』第2版)

 「申」は、以前書いたような気がした、と思ったら、字典の説明に、「(申は)いなずまの走る形で、電の原字とされる」とあった。そうだ、「雷」の字がこの形だった。

 

【タイムラプス】9月17日(木)4:50〜7:04の伊豆長岡の空。33秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1306717941904281600?s=21