いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

実梅もぐ子らの声飛ぶそこかしこ(あ)

【今日の一枚】梅もぎ。

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 学校の敷地内に梅林があって、そこの梅が今年も収穫シーズンを迎えた。

 「梅もぎ」は毎年恒例の2学年行事で、その年の2年生が担当する。と思っていたら、去年は1年生が担当だった。一昨年は3年生だった。どういうこと?

 薄々は感づいていたが、どうやら、ある先生が学年主任になった年の学年が「梅もぎ」を担当するのらしい。どういう経緯でそうなったかは知らない。ただなんとなく暗黙の了解で、いつの頃からか、あの先生が学年主任になった年は、その学年が担当するという流れになったらしい。

 それで、収穫した梅をどうするかというと、梅ジュースにして学校祭体育の部の応援に参加していただいた来賓保護者の方々に振る舞うのである。

 私は、今の学校に勤めて今年で4年目になる。その間、「梅もぎ」は2年→3年→1年→2年と担当学年が移ってきた。これはまさにある先生が主任をした学年とピタリ重なる。要するに、そういうことだ。

 今年はたまたま2年部所属になったことで、ようやく学年行事の「梅もぎ」に参加することができた。

 予定されていた行事のあれもこれもが、コロナ禍の影響で秋に回るか中止を余儀なくされるかする中で、恒例の「梅もぎ」だけは予定どおり実施された。マスクをしながらの作業だったけれど、みんな、ワイワイ、キャーキャー楽しそうに汗を流していた。「三つの密」なんてどこ吹く風と言わんばかりの和やか雰囲気が伝わってきた。

 世の中は未だに「不要不急の外出は自粛せよ」とか「三つの密を避けよ」とかいって不安を煽るが、こうして子どもたちの本来の元気な姿が戻ってみれば、子どもたちの成長にとって、行事の果たす役割がどんなに大きいかを改めて思い知るのである。

 できれば修学旅行をやらせたい、体育祭をやらせたい、合唱コンクールをやらせたい。先生方は、それらが子どもたちに及ぼす影響がどれほど計り知れないものかを知っている。できればやらせてやりたいと誰もが思っている。私もやらせてやりたい。

 だけど、思うようにいかないこの現実。何をやろうにも目の前に立ち塞がる大きな壁だ。その壁を乗り越えるために、今、何をすればいいのかを考えよう。あきらめるな。どんなときも希望は必ずある。

 人は、思うようにできないときにどういうことをするかでその人の性格が判るという。思うようにできないときは何もしない、のではなく、何ができるのかを考えよう。

 コロナ禍は恨めしい。が、恨めしく思うだけでは何も変わらない。そんな逆境の中でも希望を失わず、自分にできること、自分たちにできることは何かを考えていこう。

 

【ディジタル画】No.14

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 レゲエのヘアスタイルに腐心。リアルすぎず、でもそれらしく、というあたりを狙った。

 顔、首、両腕とTシャツに影を入れてみた。漫画でいう、スクリーントーンですかね。

 Tシャツの胸の字は「hankakusai」と書いて、それにボカシを入れてある。

 背景に色をつけて、少し変化を持たせた。

 これで約1時間20分。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】6月2日(火)4:54〜7:23の伊豆長岡の空。37秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10223152392620359/?d=n