【今日の一枚】気合いがイマイチなグリーンカーテン。
朝顔の花がまだ咲かない。蔓は伸び伸びて瓦屋根まで達しているのに、どうしたことでしょう。
グリーンカーテンも隙間のない鬱蒼とした感じになると思っていたら、こんなにスカスカで、これまたどうしたことでしょう。水やりは欠かさずしてるんだけどなあ。
【書】「獣(獸)」ジュウ・けもの・かり(No.197)
▼甲骨文
▼金文
もとの字は獸に作り、〓1(きゅう)と犬とを組み合わせた形。〓1の上部は單(たん=単)で、二本の羽飾りのついた楕円形(だえんけい)の盾の形で、狩猟のときに使用した。下部の口は〓2(さい=神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)で、狩猟に先だって行う狩猟の成功を祈る儀礼を〓1という。これに猟犬の犬を加えて獸となり、狩りの意味となる。獣が狩猟の狩のもとの字で、甲骨文では獸を「かり」の意味に使っている。のち狩猟によって捕らえた「えもの、けもの」をいう字となり、「かり、かりする」の意味には形声の字の狩が作られた。<『常用字解』より>
〓1(『超漢字』の画像)↓
〓2(手書きの画像)↓
甲骨文も金文も、前に一度書いたと記憶していて、何の字を書いたときだっけと過去のブログに当たったら、7/15の「狩」がそれだった。ずいぶん前のような気がしていたが、ついこの間のことだった。
それで今回は、前に書いたのと違う字形を選んだ。金文なんか、バルタン星人に犬が「なんだ、やんのか?」と喧嘩を売っているようで面白い。
【温泉】水晶苑。
初めての人と2子白番で2局打った。
最初、大きな栗畑氏と3子置いて3局打つ。1局目はまぐれで勝たせてもらい、おっとこの調子だと一気に2子局に昇格かと思ったら、2局目と3局目はあえなく撃沈。世の中そうは甘くない。逆に、次に負けたら4子局に陥落する崖っぷちに追い込まれた。
よし、何としても3子局を死守するぞと気合を入れ直したところで、栗畑氏が小休止を宣言。つっと立った栗畑氏はトイレに向かうかと思いきや、大広間のテレビの前で寝転んで本を読んでいた人に声をかけた。「どうだね、一番やってみないかね」。
栗畑氏に声をかけられたその人は、容貌がヴィッセル神戸のイニエスタ選手にどことなく似ているようなそうでないような、でも頭髪はイニエスタ選手のそれで短髪だった。
栗畑氏はその人と前に一度対局したことがあると言っていた。それで声をかけたのだな。栗畑氏の見立てでは、棋力は私の方が上で、私が白を持って2子置くのがよろしかろうとのことで、では、と打ち始めたら、なかなかにお強い。2局打って、2局とも中押しで負けてしまった。
後で栗畑氏から聞いたところによると、その人も私と同じ元教員だという。どこの、何の先生だったかを訊こうと思って、帰りの玄関先で一緒になったときに「先生をやってらしたそうですね。実は私も……」と素性を明らかにしたら、その人の後ろに奥さんらしき女の人が立っていて、私がいろいろ訊く前にその人に先手を取られ、一方的な私の自己紹介になってしまった。
夫婦で水晶苑へ来ていたんですね。お住いは韮山だと碁を打ちながら本人が言ったので判ったが、判ったのはそれだけ。これで囲碁サロンのお仲間に加われば、いずれ、どこの、何の先生だったかも判るでしょう。
栗畑氏の口添えで、また新しい人と巡り会えた。そのことを素直に喜びたいと思う。呼び名は、そうですね、これからはイニエス谷先生とでも呼ばせてもらいましょうか。
【タイムラプス】7月26日(金)5:36〜8:10の伊豆長岡の空。38秒。
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