連休前にやったグランドフェンスネット際の草刈りの続きをやる。前刈ったところにはもう草が生え伸びていて、まさに刈ったそばからじゃんじゃん生えてくる状況。これじゃ草が生える時期は延々と刈り続けなければいけないのかと思うと頭がクラクラしてくる。でもまあ、それが任された仕事だからやるしかないんですけどね。
通学路の坂の土手の草を攻めていたら、下から私の名を呼ぶ声が聞こえた。特支学級の子たちである。今日は水曜で5時間授業で掃除もない。ちょうど下校するところで、私に手を振っている。嬉しいねえ。こういう子たちのためにも頑張って草を刈らなくちゃと思う。
が、フェンスネット際の草刈りは本当に厄介で手がかかる。慎重に草刈機の歯を近づけても、ついネットに当たって弾き返されてしまう。しかも、ネット際ほど頑固な根を張った草が茂っているものだから始末が悪い。
帰り際、私がカブを駐めてある近くで校長先生がポットに土を詰めていたので訊いてみた。「ネット際の草をうまく刈るコツとかありませんかね」。すると校長先生は、「ああ、あれでネットを切っちゃうんだよね。うまく刈るコツというか、歯を紐のに取り替えたらいいかもしれないな。今度替えときますよ」と、いとも簡単に言う。校長先生はご実家が農家だということもあり畑仕事が大の得意で、そのことは私が学童の手伝いをしていたときに、今の校長先生がそこの小学校の校長先生だったのでよく知っている。暇さえあれば学童の前の畑の世話をしていた。
今日見たら、正面玄関ロータリーの校舎の壁際にミニトマトの苗を植えたプランターが4つ並んでいた。昨日はなかった。そうしたのは校長先生に決まっている。今日もポットに土を詰めていたのは、あれにまた何かしらのタネをまく魂胆だ。
校長室には柔道着もぶら下がっているし（高校時代は柔道部のキャプテンだったと聞いた）、去年は体育の授業で子どもたちに混じって乱取りもしていた由。私の今年の仕事を「何でも屋」だと言っていたが、そんなこと言ったらそれこそ校長先生ご自身が何でも屋のボスではないか。
こういう情熱的な校長先生だと学校も潤いますね。そんな校長先生が声をかけてくれたご恩に報いるために、この一年、私も精一杯お手伝いさせてもらいます。
【今日の一枚】新しいプランター。
カミさんが昼に横須賀に戻るというので、その前にホームセンターでプランターと培養土を買い、車で運んでもらうことにした。
午前10時過ぎに田京のホームセンターに行ったら、15台ほど駐められる駐車場は満杯。平日のこんな時間になんでこんなにいるんだというくらいたくさんのお客さんがいた。
「あたしはここで待ってるから」と言うカミさんを車に残して、とっととプランターと培養土を台車に積んでレジに並ぶ。この店でレジに並ぶなんて初めて。みなさん、夏野菜の苗を買い求めているようです。この1、2週間が夏野菜を植える最後のタイミングでしょうから、それで混んでいたのでしょう。
プランターは今使っているのと同じ大きさに統一しようと思ったが、同じ大きさのが棚になかったので、それより1.5倍の大きさのを2個買った。培養土は25Lを4袋買った。
買った荷物を車に積んで駐車場を出ようとしたら、駐車場脇に50L袋の培養土が積まれ、3個以上買うと1袋550円になるとの特売表示があった。なんだ、こっちを買えばよかったと後悔したが、そのことはカミさんには言わない。言えば買い物下手とけなされるに決まっている。
【書】「具」グ・そなえる・つぶさに（No.118）
貝(ばい)と廾(きょう)とを組み合わせた形。廾は左右の手を並べた形。貝の部分は古くは鼎(かなえ＝もと食物を煮るための青銅器で、祭器として用いた)の形であるから、具は両手で鼎をささげ持つ形。大きな鼎は鼎の両耳に棒を通してかついで運んだ。鼎は祭祀(さいし)や饗宴(きょうえん＝宴会)のときに、うやうやしくささげ持って具(そな)えられた祭器(祭りに用いる器具)でもあった。その鼎に入れて供える物をそろえて用意するすることを「そなえる」、用意されていることを「そなわる」という。すべてそろっている状態を「つぶさ、みな」というので、具は「つぶさに、くわしく」という意味にも使う。のち広く器具をいう。＜『常用字解』より＞
書きあがった字は、狐が骨折して松葉杖で歩いている格好にも見える。そんなふうに書くつもりはなかったが、書いたらそうなった。
鼎の画像を検索すると脚が3本のと4本のとがあり、『古代文字字典』にも両方の例がある。甲骨文は脚の数をちゃんと書き分けているんだね。
【温泉】一二三荘。
【タイムラプス】5月8日(水)5:00〜7:46の伊豆長岡の空。20秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2285379518186579?s=100001436582002&v=i&sfns=mo
