いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

眩しきは十五のこころ花菫(あ)

6校時、体育館で行われた感謝会の一二年合同練習を見守っていたら、校長先生が私に「四月からどうするんですか?」と訊いてきた。

私は素直にJAに研修を申し込んでいることを話した。できれば農家のお手伝いをしながら、午後は水晶苑で碁を打って暮らしたい、と。

6校時はそれきりで話は途切れたが、掃除の時間に校長先生が再び私のところへ来て、ちょっと話があると言って私を保健室の向かいの部屋に呼び出した。

そこでこう切り出された。「四月以降、先生方の印刷物の手伝いとか草刈りとか、いろいろな場面で学校の手伝いをしてくれないか。一日3時間の週15時間勤務で、この仕事は年齢制限がない」。

この話を、たまたま今夕、ウィスキーと焼酎を持って伊豆まで遊びに来てくれた横浜の呑兵衛ランナーに話したら、それはぜひ引き受けるべきだとためらわず言う。校長先生から話があったときは、一週間考えさせてくださいとは言ったものの、呑兵衛ランナーにもぜひ引き受けろと後押しされ、今はちょっとやってみようかなという気持ちになっている。

JAに農家のお手伝いを申し込み、話があれば一日3時間は働くつもりだったから、そういう意味では働く意欲はまだしぼんではいない。校長先生は今日の話で、今年5人のクラスは来年度は7人に増える、私の後釜にどんな支援員が入るかは判らないが、子どもたちを直接指導はできなくなるにしても、これまでの経験を生かしてクラスの子たちを近くで見守ってくれるとありがたい、そうおっしゃってくれた。そのお気持ちに沿ってみようと思う。

 

【季節の花】パンジー。

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学校のロータリーの花壇に咲いている。ここの花壇は、福祉園芸委員会が手入れをしていて、今咲いている花の説明を模造紙に書いて廊下の掲示板に貼ってもいる。

その説明に、今はパンジーとビオラが咲いている、とあった。えっ? ビオラ? 

ビオラはパンジーの小さいのをそう呼ぶそうで、花壇に咲いているのなら見に行こうと、クラスの三年生の子を誘って花壇へ行ってみた(二年生は体育館で感謝会の合同練習)。が、ビオラがどれだか判らない。全部パンジーに見える。試しに「花調べ」で撮影して検索したら、「パンジー」と出て「ビオラ」は候補にも出てこなかった。

結局区別が判らないまま帰宅してネットに当たったら、「パンジー、ビオラは、ヨーロッパに自生する野生種から育種され、かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された園芸品種が登場し、区別できなくなっています」だって<https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-268>。それじゃあ素人の私が区別できなくて当然ですな。

 

【書】「兩」(No.60)

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「両」の旧字体。「はかりで使用する二つのおもり」の象形から、「二つ」「重さの単位」の意を表す。

それは篆書体を見ればなるほどと判るが、「兩」の部首が「入部」なのに、楷書体では「入」のパーツを「人」とも書く。もともと「二つのおもり」を示せばいいから「入」でも「人」でも、形はどっちでもいいということか。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】3月8日(金)6:05~7:40の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2193149847409547?sfns=mo