いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋澄める庭に芝植えやや広し(あ)

今日は伊豆の国市の音楽発表会。
この発表会には、毎年、校内合唱コンクール3年の部で金賞を取ったクラスが参加することになっている。その発表会をFM放送で生中継するとあって、あの歌声をもう一度聴けるのかと楽しみにしていたが、放送時間がちょうど体育の授業と重なり、聴くことができなかった。
が、担任の先生が放送をノートパソコンで録音してくれていて、あとでそれを再生して聴くことができた。そして、その歌声に再び感動した。
金賞を取った「春に」という合唱曲は谷川俊太郎の作詞である。♫この気持ちはなんだろう この気持ちはなんだろう……♫思春期のとらえどころのないモヤモヤした感情を丁寧に歌い上げていた。
これでひとまず、歌声で満ち溢れていた日々から落ち着きを取り戻し、校内にはまた静かな時間が流れ出した。
音楽の授業はこれから鑑賞の部に入るという。すると、これまで合唱コンクールのクラス練習に一緒に加わってきた形から、元の4月当初の2グループ(3年1名と2年1名のグループ、2年3人のグループ)に分けた形に戻るのかな。まあ、そういうことになるのでしょう。
思えば、合唱コンクールまでのこの2ヶ月はとても濃い時間だった。私は5クラスの練習に顔を出して男声に加わり、ステージで練習するようになってからすっと抜けたが、今はいい経験をさせてもらったと思っている。
昨日、私が加わった3年のクラスの子と廊下ですれ違い、懐かしそうに笑顔で挨拶してくれた。また、帰りの昇降口で、今度は2年生の子が、私の下の名に「先生」を付けて声をかけてくれた。私はその子の名前を知らなかったが、私をそう見てくれていたことをとても嬉しく思った。さらに正門を出た坂道で、バイクの音に振り向いた子が私にこくりと会釈した。あるクラスの2年生なのは判ったが、これまた名前を知らない。
それもこれも私がそれぞれのクラスにお邪魔して一緒に歌った縁だと思うと、そういう機会を与えてくれたことに感謝せずにはいられない。
3月の離任式では、もしかしたらうるっと来ちゃうかもしれないな。


【写真】庭に植えた芝。

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仕事の帰り、ホームセンターに寄って芝生を買って来た。高麗芝1束9枚、1,380円。
ミニ菜園跡の土に並べたらはるかに枚数が少なく、もう一度ホームセンターまでバイクを走らせて1束加えた。
2束分を市松式に並べて水をたっぷり与えたが、あとで芝の植え方を「Yahoo!知恵袋」で確認したら、高麗系の芝は成長が遅いので、土の部分に芝が張るのは翌年中には難しくベタ張りがお勧め、とあった。
そうか、ケチって市松式にしようと思ったが、土の部分に雑草が入り込むと手入れが厄介だし、ここはお勧めのベタ張りといくか。


【タイムラプス】10月17日(水)5:35〜7:36の韮山方面の空。30秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217671888411179/