百日紅一皮剥けて朝になる（あ）

昨日、一二三荘の帰りにスーパーに立ち寄ったら、この3月に卒業した子にばったり出会った。
その子はスーパーから出てきたところで、ヘルメットの私をすぐに私と認めた。顔が赤銅色に焼けて、在学していたときよりもいくらか精悍な顔つきになっていた。
「ずいぶん日焼けしたなあ」
「あっ、サッカーやってます」
サッカー部に入って練習に励んでいるらしい。卒業式に話したときは、部活に入るかどうか迷っているふうだったが、そうか、サッカー部に入ったんだね。３学期の体育では体育館で一緒にミニサッカーをやったね。タッチラインを割って転がったボールを全力で走って取りに行ったのを覚えてるよ。あと、スーパーマリオみたいなヘディングもね。
「学校は、楽しいかい？」
「はい。ところで先生、ヘル君とわがままボディ君が、とうとう先生ん家を探し当てたそうですね。そんなことしちゃダメだ、と言っといたんだけどな」
「えっ？　なんで知ってる？　そうか、あいつらと今もLINEでやりとりしてんのか。お前さんもよかったら、(あいつらと)うちへ遊びに来ればいい」
ああ、心にもないことを言ってしまった。けど、彼は来ないだろうな。高校で楽しくやっているようだし、新しい友達と夏休みを一緒に過ごすんだろう。その方がいい。でも万が一来てもいいように、庭の草取りだけはいつでもできるように用意しておこう。

【写真】むけ落ちたサルスベリ（百日紅）の樹皮。

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出勤しようとしたら、サルスベリの下のツゲ（柘植）に張られた蜘蛛の巣に引っかかっていた。
樹皮がペロリとむけるのは、元気に成長している証拠。とはいうものの、うちのサルスベリは、今年まだ花を咲かせていない。毎年、周辺のサルスベリにやや遅れて開花するのだが、7月下旬のこの時期になってもまだ一つも咲かないのはどうしたことか。遅すぎます。ちょっと心配です。
心配といえば、鉢植えのりんご（アルプス乙女）の葉が枯れ出してきて心配。水遣りをこまめにしているつもりだったが、このまますっかり枯れてしまいそうな気配で、こっちの方がはるかに心配です。
一度、白い虫が柔らかい葉にたくさん発生したことがあったが、そのときは殺虫剤を噴霧して撃退し、その後は順調に育っているように見えた。が、どうやら順調ではなかったみたい。葉が枯れ始めたのは、このところの猛暑が原因なのか、はたまた他に原因があるのか。素人にはさっぱり判らない。ともかく水遣りを怠らないで、これ以上葉が枯れないように祈るしかない。
一方、コーヒーの苗はおかげさまで今のところ順調に育っています。コーヒーはやっぱり暑さに強い。そろそろ鉢を一回り大きいのに換えてもいいかな。