いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

湯上がりに艶艶と山梔子の花(あ)

サッカーW杯日本対ポーランド戦をテレビ観戦。
これまでサブに回っていた6人を、ごっそり先発に持ってきた西野監督。決勝トーナメントに進出できるかどうかを決める大事な試合でそう来るとは、まるで予想していなかった。まず、その采配に驚く。
試合は前半を0対0で折り返し、同じメンバーで後半を迎える。が、すぐに岡崎がピッチに座り込み大迫と交替。あのタイミングで交替するのだったら後半のスタートから大迫に交替すべきところだったが、そうしなかったのはなぜだろう。岡崎の負傷回復の見極めに誤算があったのかもしれない。
試合は後半14分にポーランドに先制されて動いた。他会場でのセネガル対コロンビアが0対0との情報が入り、このままだと日本の予選敗退が決まるという中で試合が進行していく。ベンチも動いて乾が宇佐美と交替で入るが、点が取れない。そこへコロンビアが先制したという情報が飛び込む。そのままコロンビアが勝てばコロンビアが勝ち点6となって1位、日本とセネガルが勝ち点4で並ぶが、フェアーポイントルールによって日本が2位になる。たぶんそれをピッチの選手に知らせるためにだろう、残り10分を切ったところで武藤に替えて長谷部が入る。
それからの試合運びは目を覆いたくなるくらいの時間稼ぎに終始する。予選敗退が決まっているポーランドもあえてボールを追いかけない。そんな他力本願2位通過作戦を西野監督がなぜ選択したのかが判らない。そんなことをする監督ではないと思っていた。なんとしても同点に追いつくんだという、あのセネガル戦で見せたような戦いを見たかった。
目標だった決勝トーナメント進出を果たしたことはめでたいかもしれない。それがW杯の戦い方だと言われればそうに違いないとも思うが、でも、スッキリしない。今日の試合で、大事な何かを失ってしまった気がして仕方ありません。


【写真】ヤエクチナシ(八重山梔子)

f:id:jijiro:20180629074235j:image
一二三荘の洗面台の花瓶に活けられた白い花。とてもいい香りがする。
湯から一緒に上がった、二代目桂枝雀似の「お父さん」(私より年上だからそう呼ぶ)も気づき、二人で何の花だろうとなって「花しらべ」の出番。
「(ヤエ)クチナシの花でした、♪今では指輪も回るほど〜♪、ですね」と私は口ずさむが、お父さんは渡哲也を知ってか知らでか、「いい花だねえ」と、たった一言。
それでいい。それだけで、どこかほっこりする人なんです。家が歩いてすぐのところで、雨でも毎日一二三荘に来るのだと言っていました。


【温泉】一二三荘。
帰りに鮎の開きを10枚買う。持参した保冷バッグには保冷剤を入れてくれていた。女将さんの、そういう気配りが嬉しい。


【タイムラプス】6月28日(木)5:08〜7:33の韮山方面の雨空。36秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216732325162685/