いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

叱られし子にお帰りと合歓の花(あ)

インターネットを始めた時からずっと購読しているメルマガに「日刊中高MM」がある。鹿児島から発信している寄稿中心の教育実践のメルマガで、私も現役時代にそこから多少のヒントをいただいたりしていた。
そのメルマガに「子育てのヒント」という記事が寄稿された。そこに書いてあることが、昨日の体育の一件ででしゃばり過ぎたかと落ち込み気味の私に、もう一度教育の原点を示唆してくれているような気がして、記事を読んで心に触れたいくつかをここに書き留めておくことにする。
「愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ」
「認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」
「見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる」
「守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ」
これらには当然、母親の目線が読み取れる。で、私があの子たちに支援できることは何だろうと考えたとき、この母親の目線が大きなポイントになるような気がした。担任の先生が父親だとすれば、支援員が母親の役目を担うといってもいいか。
そうはいっても学校には集団行動に伴うルールもあるわけだから、家庭のようなわけにはいかない部分も出てくる。その兼ね合いをうまくコントロールしてあの子たちを導いて行くことが、今のところの私の役目だと心得ている。と、今日のメルマガを読んで再認識した次第。


【写真】ネムノキ(合歓の木)。

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通勤に上り下りする坂の桜並木の間に、1本だけ挟まれる格好で花を咲かせている。
「合歓の木」と言ってパッと思いつくのは宮城まり子の「ねむの木学園」。掛川市にある。
初めてホームページを訪れて、ねむの木学園が今年50周年を迎えることを知った。トップページに「なんとながい、そしてそんなにと、びっくりするような歳月でした。それで、また私は、毎日いっしょうけんめいやるんですね」とのコメントがある。
作家・吉行淳之介との交際はつとに知られていたが、室生犀星にも可愛がられていたことは知らなかった。
今年91歳になられた宮城まり子さんに、「毎日いっしょうけんめいやるんですね」と言われれば、若輩の私も一生懸命やらないわけにはいかないと思ってしまう。宮城まり子さんには、人をそんな思いにさせる何かがあるようです。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】6月13日(水)5:14〜7::40の伊豆長岡の空。36秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216604147398321/