いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

湯上がりの香もふつくらと梅の宿(あ)

【写真】鉢植えの梅。

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一二三荘の玄関脇にある。鉢植えの梅もいいもんだなと思ってパシャっと一枚。
撮りながら、これは鉢植えだけど盆栽に仕立てたら味わい深い梅になるのではないかと思った。やべ、今度は盆栽にハマりそうだぞ。
で、家に帰ってネットに当たった。ほら、やっぱり盆栽が気になってる。
Yahoo!知恵袋に、「庭の梅の木を盆栽に仕立てるには?」という質問があり、その回答に「……枝振りの良い部分を『取り木』にして、盆栽に仕立てることは可能です(小品盆栽に、多く見られる手法です)」とあった。おっ、何なに「取り木」とな、「小品盆栽」とな。
そこで次に「取り木」を調べる。すると、検索トップに「梅の取り木成功だ!」と出た。早速覗いてみると、それはNHK出版「みんなの趣味の園芸」のサイトだった<https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=7894>。ここに「取り木」の手順が細かく載っている。
記事の中に、「基本的に、結構取り木は挿木より難しい。【樹種によって、失敗を重ねながら成功させるしかない。】」とあって怯むが、誰だって最初から成功するなんてことはないんだからと言い聞かせ、やってみようと思った。株と違って、どうせ失敗したって借金するわけでもないから気楽だ。
敬老の日のプレゼントとして「長寿梅」が好まれるという。盆栽の梅に長寿の願いをこめて贈るのですね。梅は樹勢も強健で初心者でも育てやすいそうだ。育てて、うまくいったら水晶苑のラウンジに飾ってもらうのもいいな。
それにしても、ネットは便利だ。今や、判らないことがあればすぐにネットに当たる習慣がすっかり身についてしまった。
ネットは玉石混淆の世界で、そこに載る内容が玉か石かの判断はこれまで培った経験に寄るところが大きい。私は、そこに失敗談が語られているかどうかを一つの判断の基準にしている。失敗から学び取って欲しいという記述者の善意が感じられるから。
しかし、それとて脚色された部分が含まれる可能性もなくはない。だから、失敗談に全幅の信頼を置くわけではない。失敗談が善意によるものなのか、はたまた悪意によって邪なサイトに導くものなのかを見極める目は持っているつもり。
そこで、ふと孫のことが思い浮かんだ。孫は小田原に嫁いだ娘の子だが、この四月で上の子が小学6年生、下の子が小学4年生になる。この孫たちが中学生にもなれば、きっとスマホを持つことになろう。当然フィルタリング措置をするとして、それでも網の目を掻い潜る悪意からどう身を守るか。
ネットに跋扈する悪意から子どもたちを守るには、当たり前のことだけど、親子の会話しかないと思う。生活の基本に親子の会話がなければいけない。スマホの機能がどんなに進化しても、全ての幸せが親子の会話にあることを、娘よ、どうか忘れないでいて欲しい。
今日もまた話が、思わぬ方向へ行ってしまいました。取り止めのないことを書いているうちに、日頃気にかけている思いがふっと頭をもたげたといったところでしょうか。それもまた良し。

【温泉】一二三荘。

【タイムラプス】2月20日(火)6:20〜7:50の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215629548513958/

【歩数】4,104歩。