いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

富士見えて隠れてもなほ淑気かな(あ)

5校時の学活を書写にしてもらった。それで新春恒例の書き初め。
書き初めの準備は実は昨年の11月下旬から取り掛かり、用紙を渡して冬休みの課題にもしていた。それで、今日書いた分も含めて、県のコンクールに出品する作品を選び、それとは別にクラスの中から金賞を選ぶ。それが今日までだとは、出勤して知った。
机の上にその段取りを説明したプリントがあった。いや、年明けに県の書き初めコンクールがあり、それに出品する作品を選ばなければいけないことは去年のうちに知っていましたよ。だけど、それが今日までだったとはちっとも知りませんでした。もう少し先だと思っていた。たぶんこれは職員会議か何かであらかじめ確認が取れていることで、常勤職員には既知のことなのでしょう。ところが、非常勤職員には通じていなかった。こういうことはしょっちゅうで、知らないのは非常勤だけというのは何も今回に限らない。
ともかく今日までに、どれをコンクールに出品するか、どれを金賞にするかを決めなくてはいけない。勤務時間過ぎまで散々迷ってなんとか二点に絞り、教頭に報告する。散々迷ったのは、県指定の手本と墨汁を忘れた子の作品をコンクールに出品するかしないか。その子は昨年の席書コンクールで入賞し、2学期の終業式に壇上で表彰されている。力強い字を書く子で、その子の作品を出せば再び入賞する可能性はあると思ったが、最終的にはその子の作品ではなく別の子の作品を選んだ。今日書き初めをすることは知っていたはずなのに、それでも手本と墨汁を忘れたペナルティを重く見た。サッカーの試合にスパイクシューズを忘れてくるようなものである。
結局、書かれた作品そのものでなく、日頃の取り組みを加味しての選出となった。結果としてコンクールの入賞は逃すかもしれない。でも、それでいい。コンクール入賞は一つの目標ではあるが、それが全てではない。たとえ入賞しなくても、それに向けて努力したことが何よりも大切なことなのだから。

【写真】学級のベランダからの富士山。

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ここから撮る写真を載せるのは二度目。前回は富士山は写っておらず、強風に飛ばされて枝に引っかかっていた農業用布が写っていた。アングルはほぼ同じです。
引っかかっていた布は、あれから畑のイボ竹支柱をガムテープで繋いで長い竿を作り、その先端に草取り鎌を結わえ付けて、それに引っ掛けて取り除いた。不注意で布を飛ばしてしまった子と一緒に、昨年12月の三者面談期間の「作業」の授業中にやった。

【スケッチ】甘夏がたくさんの家(No.8)

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日の当たる生垣を白く塗り残した。青空にたなびく雲は創作。実際には雲ひとつない青空だったが、雲を描き入れることで変化を出したかった。

【温泉】一二三荘。
女将さんが、「バイク? 強風でのバイクは危ないから気をつけて」と言葉をかけてくれた。女将さんからそう声をかけられるのは珍しい。素直に嬉しい。

【タイムラプス】1月9日(火)6:18〜7:50の韮山方面の雨空。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215223814570863/

【歩数】3,179歩。