いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鉢植の葉にたつぷりと蝉時雨(あ)

【写真】コーヒーの苗。

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去年の11月16日に床屋さんからもらってきたコーヒーの苗が健やかに育っている。冬場は室内の窓辺に置いていたが、暖かくなってから日が差す濡れ縁に場所を移動した。
もらってきたときはひょろひょろ弱々しかった苗も、今では枝を分けてふくよかに成長している。どこ産のコーヒーか知らないが(床屋さんも知らなかった)、枝に実がびっしり生るのを今から楽しみにしている。
8ヶ月前の苗は、こちら。

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【淡彩画】大型船(No.137)

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ポイントは「強い日差しに照らされ、日なたは白く光っているように見え、日影は真っ暗な感じに見えるので、このコントラストをしっかり描き分ける」こと。
先にマストを塗ると後で空の青に勢いが出ないと思い、空をいちばん最初にさっと塗った。ワイヤーと縄梯子は、背景が空だからいいかと思って鉛筆の線をそのまま残した。甲板の手すりみたいな細かい柵は、ここはマスキングインクを使うところだろうと思ったが、あえて使わずにそのまま塗り残した。

【水晶苑】12:55〜16:05
今日は4局打つ。4局とも対局者が異なって、1局目は月光仮面氏(月光仮面の生みの親と同姓なので。7月5日に一度対局している)に5子置き、中央に40目ほどの大きな地をこしらえたが、それでも及ばず10目差で負け。
2局目は森のくま氏(初めて対局。童謡「森のくまさん」のイメージそのものの人で、いつもコロンコロン転がりながら笑っているような明るい人)に3子置く。打ち方が独特で、絶えず秒読みに追われるような打ち方をする。私が打とうとする場所を読んで、早く打てよ打たないとこっちが先に打つぞぐらいの勢いで打つ。体感スピード0.5秒の早打ち。まんまと氏の術中にハマって大石を殺され投了。
3局目は七曲4代目氏(刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の新人刑事4代目のボン役だった俳優と同姓なので。この方とも初対局)に2子置く。安易に石を捨てすぎて、終始相手のペースで進行し、数えて5目足らず。森のくま氏とは真反対の、穏やかな碁を打つ方だ。
4局目は建材氏。白を持つ。この方の年齢は84歳だと昨日知った。この方との対局はいつも切った張ったの大石奪い合いの碁になる。今日もそう。あっちで大石を殺されこっちで大石を殺すという大立ち回り。こんな碁を打っているようでは、いつまで経っても上位者に追いつかないとは判っているが、どうも冷静になれない。で、今日の結果は、中盤で緩んで打った手を咎められて投了。何が悔しいと言って、棋力が互角なだけに、この人に負けるのがいちばん悔しい。
今日は韮山から新しい方が加わった。水晶苑の囲碁サロンでは「今日は韮山から◯◯さんが来るんだって」と話題になっていた。囲碁をやる仲間では名の知れた人らしいが、当然ながら私はさっぱり存じ上げない。
しかし、「韮山から」という旧町名を言うことで、私は大仁の人、向こうは韮山の人という昔ながらの「おらが村」意識が厳然としてあるのだと感じた。そういう見方をすれば、私はまだまだ余所者なんだと思わざるを得ない。
そりゃそうだ、70歳を超えた地の人からすれば、私なんぞは未だにどこの馬の骨ともわからない青っちょろい奴なのである。見たまんまの正体を現しているのに、まだ猫を被っていると見られてしまうのである。バイクのナンバープレートも伊豆の国市にし、住所登録も正真正銘の伊豆の国市民なのだが、周囲の見る目はまだまだ新参者としてしか見てくれない。そのうちね、私も自治会のイベントなどに積極的に参加しながら、焦らずじっくり地域に溶け込んでいこうと思っています。

【タイムラプス】7月19日(水)5:53〜8:19の伊豆長岡の空。36秒。

【歩数】750歩。