いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

穏やかに寝起き襲へる蜘蛛の糸(あ)

夕方、平塚「海楽人」で月例呑み会。
藤沢に住んでいるときは淡彩画の画材を藤沢駅ビルの「世界堂」で調達していた。それでこの4月から伊豆に完全移住して、さて、伊豆のどこぞに画材専門店がないかと探していた。が、そんな店は近くにない。弱ったこれからは通販に頼るしかないかと思いつつ、でも平塚にあれば月例呑み会のついでに寄れるのだがなあとネットで検索したら、あった。競輪場近くの「ユニディ」というホームセンター内にあった。
品揃えがどんな具合か、まずは見てみようと早めに家を出る。外は雨で、雨の場合は大抵田京駅まで歩くが、たいした降りでもなかったので伊豆長岡駅から電車に乗ることにした。大仁に繁く通うようになってから通ることが少なくなった狩野川の土手道を歩く。
平塚には午後3時前に着いた。伊豆を出るとき降っていた雨は止んでいた。
駅からユニディまでは歩いて約15分。店には歩行者専用通路から入ったが、専用通路は幅も狭く、奥の自転車置き場のラインが引かれたスペースには資材が置かれ、どう見ても店への入り口のようには見えなかった。お客さんを店に導くにはちと見苦しい感じ無きにしも非ず。
店内はだだっ広い倉庫のような趣で、店への入り口も含めて第一印象は決して良いものではなかったが、扱う品数そのものは豊富にあった。藤沢駅ビルの世界堂よりも多いかな。ここなら必要なものはほとんど手に入る気がした。

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ちょうどスケッチブックの在庫処分セールをやっていたので、ショルダーバッグに入る大きさの奴を1冊買う。298円。
店を出て、出た道を真っ直ぐ海岸へ歩いて行けば「海楽人」に着くことは判っていたが、なにぶん呑み会の時刻には早すぎるので、駅の方に戻ってiPhoneの充電を兼ねてコーヒーを飲むことにした。が、ドトールも含めいろいろコーヒー店を覗いたが、どこもコンセント提供のない店ばかり。結局、そんなこんなで駅ビルのスタバに落ち着いた。

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これからのコーヒー店は端末の充電ができるできないは客寄せの重要なポイントになると思うのだが、今のところそれが可能なのはスタバくらいのものである。工事費用も大してかからないだろうに、他店ではどうしてやらないのだろう。

【写真】天井の小蜘蛛。

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朝起きて、布団を押入れに仕舞おうとしたら顔や腕に蜘蛛の糸の絡まる感触があった。天井を見上げると蛍光灯のカバーに数ミリの小さい蜘蛛が大量にうごめいていた。そのうちの何匹かが糸を引いて降りてくる。腕で糸を切ると、落下した小蜘蛛はカーペットを右往左往する。それをティッシュで捕まえて潰す。
いつの間にこんなに小蜘蛛が大量発生したのだろう。寝ている間に鼻から吸い込んだりしてないだろうなと思いながら改めて天井を見たら、蛍光灯の脇の天井板にマシュマロのような白い塊があった。その白い塊から生まれ出たらしい小蜘蛛が周りにうじゃっといてびっくり。いつも布団を敷く真上にこんな塊ができていたなんてちっとも知らなかった。
家の中を徘徊する蜘蛛はダニとか蚊を食べてくれる益虫だと言うが、さすがに寝ている真上から蜘蛛の糸を垂らされてはおちおち寝てもいられない。というわけで、小蜘蛛には申し訳ないが退治させてもらいました。
スーパーのレジ袋の口を二重に折って天井にへばりついた白い塊にパッとあてがったら、周りの小蜘蛛は、それこそ蜘蛛の子を散らすようにして行方をくらました。はて、逃げた小蜘蛛は一体どこへ行ったやら。

【淡彩画】釣りをする人(No.118)

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ポイントは「眩しい光を正面に受けてシルエットに見える渓流釣りをする人の姿は、着衣やバッグなどにより輪郭の形がすっきり整っていないことに注目する」こと。
これまた人物の輪郭は乱れたような不定形で、頭部も決して単純な丸ではない。頭でイメージするとどうしてもお人形さんみたいに整えて描いてしまいがちだが、今回はそうならないように意識して描いた。

【タイムラプス】6月30日(金)5:41〜7:51の韮山方面の雨空。32秒。

【歩数】11,858歩。