いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

Mountain Lionをインストール

自宅のパソコンを新しいMac mini に換え、OS XYosemite」でクラウド・コンピューティングを楽しんでいる、と言いたいところだが、実際はまだまだその域までには達していない。
OS X が「Yosemite」になったことによって、アップルが提供する「iCloud Drive 」に、あらゆる種類のデータを保存できるようになった。私は今、年額5,000円で200GBの容量を使えるコースに登録している。それで、そんな大容量の器に何を保存しておくかだけれど、とりあえずのところは、これまでせっせと「自炊」したPDFファイルを700冊分ほど保存している。今日、半日かけてその作業をおこなった。しかし、それは本来の使い方ではない。本来の使い方は、例えば、藤沢の自宅でも伊豆の家でも、はたまた秦野の職場でも三島でも、どこかでおこなったOfficeなどの書類作成の続きを、別のどこかでおこなうことにある。保存したデータはインターネット経由で同期されるから、ネットに繋がっていればPCでもiPadでも同じデータをどこからでも編集することができる。そのようなことは、PCの場合、これまでだってUSBメモリやポータブルHDを持ち歩けばできたことだが、落としたり、紛失したり、破損したりという危険が常に伴っていた。クラウドストレージにデータを常駐しておけば、持ち歩かなくて済むからそんな心配はない。それに、USBメモリーはiPadiPhoneでは使えない。ただ一つ気がかりなことといえば、今あるストレージサービスは未来永劫にわたって存続するの? ということである。それは、多少面倒ながら、バックアップを取る要領で複数箇所に分散して保存することで回避できるだろう。持ち歩いて落とすよりはるかに危険度は低いと思う。
こうしてOS X Yosemite をメインマシンにしたのはいいが、ここで困ったことが一件起こった。これまで使っていたスキャナー(ScanSnap s300m)が認識されなくなってしまったのである。デバイスドライバをダウンロードしてインストールしたが、あえなくYosemiteに弾かれてしまった。そこで、仮想マシンに二世代前のOS X「Mountain Lion」をインストールして、その上で再度デバイスドライバをインストールしたら、今度はうまく認識してくれた。ふう、メモリを16GBにしておいて良かった。新たにスキャナーを買わなくて済んだ。10,970歩。
写真は、仮想マシンに二世代前のOS X「Mountain Lion」をインストールしているところ。ヨセミテの崖這い上がる獅子となれ(あ)

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