いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雨よけのヒントを見つけた

伊豆から秦野へ出勤。急坂を下る自転車のライトの光が、だいぶくっきりと路面を照らすようになった。気がつけば今日から10月、これから冬至に向けて日の出がどんどん遅くなるなあ。

秦野からの帰り、駿豆線から車窓の景色を見るともなく見ていた。稲刈りを待つ黄金色の田んぼが一面に広がる中を、ランドセルを背負った小学生が、腰から下を稲穂に隠して下校している。まるで人形芝居の舞台を見ているようだ。五、六人のグループもいれば、一人で歩いている子もいる。一昔前ならば、ここに赤とんぼの群れが加わるのだろう。なんとものどかな田園風景である。

その田んぼに囲まれて、イチゴ狩りのビニールハウスが散在している。イチゴ狩りは早いところでは12月中旬から始まるが、今はその準備をしているのだろうか。イチゴの苗らしい緑の列が車窓からも垣間見える。

そこで、はたとひらめいた。そうだ、ビニールハウスだ。新しく作った引き戸の外にビニールハウスを立てるというのはどうだろう。これなら雨を凌げる。もちろん、イチゴ狩り用の大掛かりなものでなく、もっともっとコンパクトなやつ。例えば、サンルームに置いておくような観葉植物用のビニールで覆った棚があるでしょう。それの背の高いのがあればいい感じに収まると思うのだが。

そう思って、早速ホームセンターの園芸コーナーを覗いてみた。ビニールハウスに使われるような骨組みはなかったが、その代わり、バラを絡ませるアーチを見つけた。これにビニールを被せれば立派な雨よけになる。高さも手頃だし。値段はどうよ。5,280円か。う〜ん、微妙だな。 これだったら、380円の角材を10本買ってきて、自分で組み立てたほうが安く上がる。パーゴラ用に残してある垂木も動員すれば、それなりのものができるのではないか。おっ、何だかできそうなきがしてきた。よおし、明日は定休日、一つやってみるか。5,382歩。

写真は、この前孫と拾ってきた栗。一番大きいのは孫がママに見せるんだと言って、バッグに大事にしまって小田原へ持って帰った。スーパーで売られているものよりだいぶ大きいけれど、味の方はイマイチでした。何よりの味は栗食む孫の笑み(あ)

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