いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

新しい光LINK

伊豆長岡駅10:43発の三島行に乗る。この時間帯になるとキャリーバッグを引きずる宿泊団体客が目につくようになる。こういったグループとなるべく同じ車両にならないように乗車しようとしても、3両連結の駿豆線では思い通りにいかないことも間々ある。今日は、ホームの1両目付近に年配女性の団体が、3両目付近にこれも年配の男性の団体がいた。当然のことながら、私は2両目に乗ることにする。電車が到着してドアが開いた途端、改札から第3の団体がどどっと乗り込んできた。ボックス座席は2箇所ほど空席だったが、こうなるととても座る気になれない。ドアに凭れかかって車窓の景色を眺めることになる。

三島駅ホームのベンチで上り電車を待っていたら、隣に座った年配の男性が、「最近はみんなそれですよね」と声をかけてきた。私はiPhoneでメールをチェックしていた。その年配の人は、三島広小路に住んでいて、これから東京で同郷の仲間と会うんだと嬉しそうに語った。出身はどちらですかと訊いたら、北海道の宗谷だと言う。今は慰みに演歌の歌詞を作詞していて、これまでに1万4000ほど作った。仲間の作曲家に曲をつけてもらって、松◯◯◯という演歌歌手が歌って、それなりに売れたのもある。しかし何だね、女の心を歌うってのは難しいね。女の人といろいろ経験を積まないと作れないね。NHKに知り合いがいて、帰りに伊豆を舞台にした大河ドラマのことを話してくるんだ。いつまでも頼朝じゃ仕様がないから、唐人お吉のことを話して来ようと思っている。熱海駅で電車を乗り換えるまで、その人はそんなことを私に話してくれた。お名前を聞き忘れたが、業界では名の知れた方なんだろうか。

帰宅したら、タイミングよくNTT東日本から「光LINK PWR-Q200」が届いた。これまで使っていた「光LINK PWR-100D」のバッテリーが寿命になって、そのことをNTTに連絡したら、「…Q200」に無償で取り替えてくれるとのことだった。早速、SIMカードを差し替えて設定を試みたが、WAN設定で躓いた。接続先が分からないのだ。以前はどうやって設定したかすっかり忘れていて、仕方なくNTTに電話して聞いてもよく分からない。docomoと契約した時のプランも記憶にない。さて困ったぞ。いっそのことテザリング機能をメインに据えて、光LINKを解除するか。4,289歩。すきま風演歌の歌詞のような家(あ)

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