いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

務め終へ公民館のヒヤシンス(あ)

 昨日(3/7)の夕方、自治会の区長さんから電話をいただいた。昨年、息子さんの住む神戸に引っ越していった碁敵が亡くなったという。
 碁敵といっても、お手合わせ願ったのは去年3月22日の一度だけだから、厳密にはとても碁敵とは言えない。のだが、コロナ禍が収束したら頻繁に打つ気満々だったので、気持ちの上では碁敵とさせてもらってもよかろう。
 その方と初めて碁を打った日を覚えているのは、そのことをブログに書いていたから。そのとき92歳だったことも書いてあった。一軒平家に独りお住まいになって、「暇だから、いつでも(碁を打ちに)お出で」とおっしゃってくださったことをよく覚えている。また、神戸に住む息子さんに「車の免許を取られた」としきりにぼやいてもいた。ゴルフもなさるとかで、その日もゴルフ仲間が訪ねてきて、ゴルフコンペの日程を確認していたっけ。
 そうですか、その方が亡くなったんですか。ああ、もっと碁を教わりたかったのに……。でも、92歳ですか、亡くなられたときは93歳になられていたんでしょうか、いずれにしても大往生と言えるでしょう。私はその歳まで生きる自信はないが、生かしてもらえるならば、もうちょっと生かしてくれないかと皮算用している。
 昼休みに、クラスの子と、死んだらどうなるかを話したりする。が、そんな深刻な話ではなく、手の指を使って、名前を唱えながら指の先と谷間を交互に進んで、最後が指の先で止まったら天国、谷間なら地獄というもの。いわば、わらべ遊びですね。名前が奇数なら天国だし、偶数なら地獄。私は奇数なので天国に落ち着くが、天国はつまらないとクラスの子に言う。なぜ? と訊かれ、だって何もすることがないじゃん、それよりは地獄の方が刺激があって退屈しないと答える。
 これだもの、私はきっと地獄に落ちること間違いない。


【今日の一枚】ヒヤシンス(紫)とスノーフレーク(白)。

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 公民館の花壇に咲いている。
 昨日(3/7)は環境美化清掃の日で、役員は公民館に待機して各地区で集められたゴミを、燃えるゴミ、プラスチック、ビン、缶と仕分けする。その作業の合間に撮った。
 スノーフレークはそこいらへんの道端にうじゃうじゃ咲く野草だけど、ヒヤシンスは球根から育成するのでしょう。昨秋、地域づくりのどなたかがここに球根を植えたものとみえる。


【書】「余寒」よかん(No.621)

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 「寒があけたあとの寒さ。立春後の寒さ。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「余」は、もとの字は餘に作り、音符は余(よ)。[説文]に「饒(おほ)きなり」とあり、食物の多いことをいい、のちすべて多くて「あまる」こと、「あまり」の意味に用いる。餘の常用漢字として余を使用する。→白川静『常用字解』
 「寒」は、古い字形は宀(べん)と〓1(ほう)と人と〓2(ひょう=氷)とを組み合わせた形。宀(建物の屋根の形)の中に草(〓1)を敷きつめ、そこに人が居り、下に氷がある。寒さを避けて草を敷きつめる形で、「さむい」という意味を示している。→同
〓1↓

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〓2↓

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 寒の字形が面白い。草を敷きつめるのは、今でいう床暖房の発想でしょうか。その下に氷があるというのがすごい。冬の我が家の寒さを象徴しているような字だ。


【タイムラプス】3月8日(月)6:02〜7:06の韮山方面の雨空。31秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225650348707700/?d=n


【新型コロナ】3/8(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,065(前週同曜日比 +65)
重症者数→373(前日比 -2)
累計死亡者数→8,262(前日比 +25)