いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

踏むでないそこに一つの蕗の薹(あ)

公立高校入試二日目。我がクラスは、昨日に続いて今日も朝から調理実習。

今日は「すき焼き」と、デザートに「プリン」を作った。

「すき焼き」は唯一の三年生のリクエストメニュー。卒業を前に、最後にみんなですき焼き鍋を囲みたいと思ったのだろうか。

すき焼き自体は具材を揃えておけば、あとは順に鍋に放り込めばいいだけだから手間はない。手間がかかったのは「プリン」である。砂糖、卵、牛乳を泡立て器でかき混ぜ、プリン容器に分けて鍋で蒸したのはいいが、食いしん坊君が待ちきれずに鍋の蓋を開けてしまって最初からやり直し。やり直したのを冷蔵庫で2時間冷やすのだが、これが昼休みの「感謝会一二年合同練習」に間に合わなかった。ということで、プリンは明日の給食までお預け。

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「感謝会」も来週火曜に迫り、準備にも熱が入ってきた。「感謝会」とは、いわゆる「三年生を送る会」のことで、今年はそこで一二年全員が三年生を囲むようにしてダンスを踊るのだというので、その練習に余念がないのです。合唱の声も揃うようになってきました。当日は三年生を思い切り泣かせてください。

 

【季節の花】ふきのとう。

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庭の隅に、一つだけポツンと咲いていた。

「ふきのとう」というより、私には「ばっけ」の響きがしっくりくる。「ふきのとう」を津軽では「ばっけ」と言う。三月になって斑ら雪の間から顔をのぞかせる「ばっけ」。土地の人は、これで「ばっけ味噌」を作って酒のつまみにしたりご飯にのっけて食う。というが、私の実家で「ばっけ味噌」を作った記憶はない。でも、この「ばっけ」を見ると、ああ雪国にもようやく春が来たと実感したものだ。

 

【書】「鄰」(No.58)

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「隣」の旧字体。

南隣の雄犬が昨夏に亡くなって、代わりに新しく雌犬がやってきた。普段は家の外に出ないが、先々週の日曜に奥さんが庭に出していた。それで新しい犬が来たことを知った。前の犬は朝7時の時報に合わせて遠吠えしたり、玄関前に陣取って我が家の番犬代わりにもなってくれていたが、今度のワンちゃんはどうだろう。

ということで、今回の字は「鄰」。この字、旧字体は「おおざと」、新字体は「こざとへん」とパーツが左右あべこべになっている。もちろん旧字体の「鄰」が本字で、「おおざと」(邑。むら)と音を表す粦リン(ならぶ意→儷レイ)とで、村の中でならびつらなる家々の意、ひいて「となり」の意を表す<『旺文社 漢字典 第二版』>。のだが、パーツが左右逆になった経緯は不明。

『五體字類』にも両方あり、要するにパーツが揃っていれば、置く場所はどっちだっていいということなのだろうが、ならば、新字体に採るときに本字の「鄰」のままにしておいても良かったのになぜ変えた? こうなればもう好みの問題としか言いようがない。

 

【絵日記】佐藤安太(No.75)

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肌は薄いピンクがかった色に、やや茶色に近い暗い色を薄く上塗りした。絵を写真に収めた後で、肌に塗った色がスーツの上に滲み出ているのに気づいた。ごめんなさい、レイヤーを入れ替えるのを忘れました。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】3月6日(水)6:07~7:35の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2189918441066021?sfns=mo

今日の日の出は6:08。日がどんどん長くなっている。これからは少しずつ撮影時刻を早めていくことにしよう。