いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

去年書きし人に書けない賀状書く(あ)

【写真】刷り終えた年賀状。

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今年は80枚用意しました。これから宛名書きです。


【温泉】一二三荘。
今日は韮山温泉館がお休みで、初めてこちらへ回ったという方とご一緒になった。知り合いの人から一二三荘の噂を聞いて、一度行ってみたいと思っていたのだと言う。
韮山温泉館は伊豆長岡駅から徒歩5分ほどのところにあり、私が伊豆に寝泊まりしながら家の修繕をするようになって初めて入った共同浴場である。
今の家を手に入れたその年の暮れに、義兄が修繕の手伝いをしに東京から駆けつけてくれたことがあった。せっかく来てくれたので、ついては温泉にゆったり浸かってもらおうとネットに当たって見つけた共同浴場だった。当時は温泉施設の情報に疎く、その後頻繁に通うことになる長岡南浴場やあやめ湯の存在を、その時はまだ知らなかった。義兄と一緒に入った韮山温泉館の湯がめっぽう熱かったのを覚えている。
今日お会いした方は、熱い湯には入り慣れているというふうで、源泉が注ぐ口元へ近寄り、一二三荘の湯は熱いと聞いていたがそれほどでもないと言った。
日によって熱かったりそれほどでもなかったりするのが源泉掛け流しの由縁だが、最近の一二三荘の湯は熱く感じない日が多い。先月末にちょっとした工事をやったが、その直後から少しく源泉温度が下がったような気がする。まあ私には今日あたりの温度がちょうどいいけれど。
そのことを今日の人に言った。そうしたら、「向こうは43℃だけど、ここは42℃といったところかな」と言ったものだ。確かに1℃違えばずいぶんぬるく感じるのは長岡南浴場で経験しているから私にも判る。
南浴場には熱いのとぬるいのと浴槽が2槽あって、受付の人が時たま熱い方の浴槽に温度計を挿して温度を測っていた。そして43℃を超えている場合は、蛇口から水を流して温度を43℃に戻していた。
43℃だと私もかろうじて入れるが、これが44℃になると全身痺れる感覚に襲われて、とてもじゃないが5秒と入っていられない。それでぬるい方の浴槽に入り直すのだが、ぬるいと言っても42℃はあって、どうも熱い湯好きな人は43℃を境に熱く感じたりぬるく感じたりするようだと判った。
今日の方も熱い湯がお好きなのだろう。だから普段は韮山温泉館の湯に浸かる。そういう熱い湯に慣れた身体には一二三荘の湯はやや物足りなく感じるらしい。
「でもね、一二三荘の泉質はとっても肌にまろやかで芯から温まるから、バイクを走らせて家に戻っても身体がホカホカしているんですよ」と、一二三荘に何年も通っている人のように贔屓してはみるが、でも嘘は言ってない。
「お住いはどちらですか?」と訊いたら、なんと、私の住んでいる所の住所を言ったので驚いた。いずれ自治会の役員が私に回ってきたときに、あれあの時の一二三荘で会った人、と互いを認めることがあるかもしれない。それもこれも一二三荘の縁。こんなふうに一二三荘経由でいろんな人と出会えるのが何より嬉しい。


【タイムラプス】12月29日(土)7:18〜9:11の伊豆長岡の空。28秒。

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