いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

刈り残す稲田を子らの声駆ける(あ)

【写真】稲刈りを待つ田んぼ。

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暦は11月に入ったが、伊豆の韮山あたりはまだ稲刈りの済んでいない田んぼが多く見られる。修善寺の方では9月で稲刈りが終わるのに、同じ伊豆でもこの辺は、総じて稲刈りが遅い。
温暖差がさほどでもない両地域なのに稲刈りが2ヶ月もずれるのはなぜか。
青森のあるコメ農家の話だと、「稲刈りが遅い場合は、未熟粒の割合が少なく、登熟期間が長くなるため粒が肥大します。(中略)しかし一方で、登熟しすぎた粒は胴割れをおこし、品質を低下させます」<https://www.satounouen.com/hpgen/HPB/entries/11.html>とのことだが、品質を低下させるのが判っていてあえて稲刈りを遅くするとも思えない。米の品種の違いなのだろうか。今度機会があったら農協さんに訊いてみよう。


【温泉】一二三荘。
玄関三和土の簀子で靴を脱ごうとしたら、暖簾を払って中から出て来たのは、なんとアマデウス3時半氏 。おっとびっくりです。熱い湯の苦手な3時半氏が一二三荘を利用するとは思わなかった。まさかここで会おうとは。
事情を訊いたら、地区自治会の役回りで、祭りに使う竹を伐りに大仁神社まで行き、水晶苑の時間に間に合わなかったのでこっちに寄った、とのことだった。祭りとは11月2〜3日に行われる広瀬神社例大祭、大仁神社祭典のことで、そういえば、商店街に提灯が飾られてあったな。そうか、そうするともしかしたら、明日明後日は一二三荘で「あゆごはん」にありつけるかな。
風呂場から上がったところで枝雀氏がやって来た。寒くなったねえの挨拶の後に、「調子はどう?」と訊いてきた。そば打ちのことなのは明らかだから、「何が?」とは返さない。「いえ、日曜にやろうとしたんだけど、カミさんがやって来まして、やれ庭の手入れをしろだの、ガラクタを片付けろだのといろいろ注文つけるものだから、そばを打つ時間がなかったよ」と、日曜にそば打ちができなかったことをカミさんのせいにしておいた。当たらずといえども遠からずだから、まあいいか。
「ごゆっくりどうぞ」と枝雀氏に挨拶して廊下に出たら、今度はまたまたそこにまさかの人がケータイに耳を当てていた。我が社のボスである。職場ではほぼ毎日会っているが、一二三荘では初めてである。「どうしたんですか?」と訊こうとしたら、ケータイに話しかけながら左手でお猪口を作り、クイっと口に運んだので訊かなくても判った。奥の座敷で秋祭りの前夜祭かなんかやっていて、途中でケータイが鳴って廊下に出たら私と鉢合わた、といったところでしょう。
今日は何という日だ。まず一二三荘では会うはずのない人と、それも別々に二人に会うとは。


【タイムラプス】11月1日(木)5:26〜7:39の伊豆長岡の空。33秒。

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