いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

かの国の風の色かや苗若葉(あ)

中学校へ上る坂の端に薪を積んだお宅がある。毎朝ここを通るたびに、「ああ、薪の手配をしなくては」と思う。
薪の手配をするためには、まず先に薪を積み上げる場所を確保しなくてはいけない。その場所を作るのが今夏いちばんにやること。それがために学童のお手伝いを断った。
その夏休みが近づいてきた。が、具体的プランはまだ描けていない。
一応、ざっくりと場所の候補は絞ってある。

第一候補は、台所と増設洋間との隙間だが、ただ、そこにはエアコンの室外機があって、それが邪魔。エアコンは前のオーナーから譲り受けたものだが、これまで一度も使ったことがない。だから取り外して何の支障もないのだが、止めネジが腐って取り外せないから、そのまま放ってある。
第二候補は、家の北側の下屋風スペース。しかし、そこには明かり窓があり、その窓をふさぐと浴室までの廊下に光が入らなくなるのが難。だから薪を積み上げるにもその窓の高さまでしか積めない。
第三候補は、生ごみコンポストのある場所。たぶんここがいちばん広く、ここを整地して屋根をかぶせれば1シーズン分の薪は優に積める。ただし、ここにも邪魔物がある。使わなくなった冷蔵庫だ。こいつをどかさなければならない。今使っている冷蔵庫を買った時に店の人に持って行ってもらうべきだった。孫のままごと道具を入れるのに使えると残しておいたのがいけなかった。また、ここにはアケビを植えてあるので、ここに薪置き場を作るとすれば、アケビを諦めなければいけない。それくらいはまあ、別に惜しくもないが……。
第四候補は、まだ実を収穫したことがない柿の木を切って、そこへ新規に薪小屋を作ろうというもの。これがいちばん大がかりで手間も材料費もかかる。これは、にっちもさっちも行かなくなった時の最後の手段だな。
ともかく、この夏の間に薪を積むスペースを確保しておかないと、次の冬を越せない。なんとしてもやらねば、の覚悟でやります。


【写真】3週間経ったコーヒーの苗。

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床屋さんからいただいたコーヒーの苗。濡れ縁に置きっ放しで、湯屋へ行く前にちょっと水をかけてやっている。3週間そうしていたら、てっぺんに新しい双葉を広げた。青々とした若葉です。今のところ順調に育っています。
前回いただいたコーヒーの苗は今年の冬に枯らしてしまったので、こいつは何としても枯らすわけにはいかない。夏場の今はこうして外に出しておいても平気だが、問題は冬場で、寒さにからきし弱いコーヒーを部屋のどこに置くかが悩み。できればストーブのそばに置きたいが、手頃な置き場所がないんですよね。どこに置こうかなあ。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】7月12日(木)4:52〜7:34の伊豆長岡の空。20秒。