いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

五月雨の雫眺めて朝湯など(あ)

【写真】家の風呂。

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雨の日は湯屋へ行かないで内風呂に浸かる。
この前、我が家を探し当てた野球帽の少年は、この溶岩を集めて作った湯注ぎ口を見て「こういうの好き」と言ってくれた。そう言われれば私もまんざら悪い気はしない。
でも、これは私が作ったのではない。前のオーナーかその前のときかに温泉を引き込んでいたとかで、そのときしつらえたのがそのまま残っているのである。
私が手を加えたのは注ぎ口の竹の部分で、これは、向かいの竹やぶに伐り捨てられていたのを拾ってきて細工した。元の注ぎ口は塩ビパイプが露わだったので、どうせなら溶岩の雰囲気に合わせて露天風呂風にしようと思って、パイプの露出部分を竹で覆い隠した。隙間にクリーム色の浴室用接着剤を詰めたら、これが硫黄温泉に似ていい感じ。
でもこの風呂は、孫が来たときと雨が降って湯屋へ行くのが面倒なときしか入らないんですけどね。
今日、浴槽を洗おうとしたら排水口のところにゲジがいた。排水管から這い上がってきたらしい。上に上がろうとするがツルツル滑って上がれないのを、シャワーの水で丁重に排水口に流してやった。
今日はゲジだが、数年前は洗面所の排水口からトカゲが顔を覗かせてびっくりした。蛇口をひねって、さあ顔を洗おうとしたら排水口からトカゲが出てくるんだもの、向こうもびっくりしただろうけど、こっちだってびっくりです。
そんなこんなで、我が家は小動物にとって棲みよいところらしい。昨日は、台所のシンクを小ナメクジが這っていた。そうか、そろそろお前の出てくる季節になったんだなと思いながら塩をふり、小さく固まってもらいました。いつぞやは、コーヒーカップの内側に奴がいるのを知らずに牛乳を注いで飲もうとしたことがあったものね。あれ以来、ナメクジ君には少し気をつけるようにしています。


【絵日記】アステカの土像(No.21)

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石像だと思って描いたら、あとで説明を読み直して「土像」だと判った。でも石像のつもりで描いたので、石像の絵にしておきましょう。
説明には「結核に苦しむ男を表している」とあるが、結核という病気が体躯に現れるものなのかどうかよく判らない。どこでそう鑑定したのだろう。
でもよく見ると、どこか不満げでふてくされていた時期の私の顔に似てなくもない。いえ、今は毎日がとても楽しいですよ。


【タイムラプス】5月8日(火)5:29〜7:33の韮山方面の雨空。30秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216316970859087/