いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

すくすくと老い六十五木の芽立ち(あ)

新年度が始まった。今日は着任式、続いて始業式。
子どもたちは、自分がどのクラスになったかは昇降口に張り出された名簿で知る。今朝、新しいクラスを知ってひとしきり子どもたちの歓声が職員室にも聞こえてきたそうだが、私はその時間にはまだ出勤していないので様子は知らない。
クラス担任は始業式後にその場で校長先生から発表される。ここで、どよめきが起こる、かと思いきや子どもたちは意外に冷静で、校長先生が読み上げる担任の先生の名前を割と静かに聞いていた。
2年生の新しい担任として、昨年度の特支学級の担任だった先生の名が呼ばれたとき、学級の子がどんな反応を示すかと注目したが、それほど動揺しているふうには見えなかった。表情からは見えなかったけど、内心は少なからず動揺していたのかもしれない。
始業式終了後の学活は、昼の弁当の時間までたっぷりあった。私は校長先生から任用通知書を受け取り、事務室から業務日誌や休暇簿などを受け取ったりなどして教室に行くのが遅れた。教室に入ると子どもたちは、担任の先生の指示で身分証明書に必要事項を記入していた。私に対する子どもたちの反応は、緊張した固さなど微塵も見られず、ナメくさった馴れ馴れしさは3月のままだった。
特支学級の新しい担任の先生は、前任校とさらに前々任校で特支学級を担任されたベテランの先生で、学級の子どもたちと初めて接したにもかかわらず、個の特徴を瞬時に理解し対応されていた。何かにつけて話の途中に割り込んでくる子を「うるさい」の一言で黙らせるあたり、前担任の先生から、今度来られる先生はその道のプロだと聞いていた通りだと、その片鱗を垣間見た気がした。
新しい担任の先生は、前任校では校外学習を数多く実施してきたと言う。上野動物園、葛西臨海公園、鉄道博物館などへ出かけた由。へええ、そんな遠くまで行くんだというところまで行っている。これらの施設に共通するのは手帳を利用すれば無料になるということ(引率者も無料)。交通費も半額。校長先生の許可が下りればここでも実施したいとおっしゃっていた。社会勉強の機会が多いに越したことはないと私も思うが、懸念は親御さんの金銭的負担。う〜ん、うまく許可が下りるといいが。

【写真】鉢植えのリンゴの苗。

f:id:jijiro:20180406075914j:image

鉢に植えたリンゴの苗が順調に育っている。植えたのは3月26日。植えてから10日経つ。たった10日で若芽がこんなに生えるんですね。
結実するのは、鉢植えだと3年目くらいからだそうですが、真っ赤な可愛らしい実がたわわに実る図を想像しながら、せっせと水遣りをしています。

【温泉】一二三荘。

【タイムラプス】4月5日(木)5:53〜7:33の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216056482027029/