いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

目の白き鳥の啄む熟柿かな(あ)

今のところで来年も非常勤職員をやるかどうか、まだ迷っている。
そんな中で今日、図書室で京都・奈良の調べ学習をした。現在2年生の子が3年になって行く修学旅行で見て回るコースを特支学級全員で考えるのである。
その調べ学習が遅々として進まないことに業を煮やした担任の先生が、いつまでも先生に頼ってはいけない、自分たちできちんと回るコースを考えないといけないとはっぱをかけたあとで、こう言った。
「先生も(自分のこと)、○○先生も(私のこと)、来年はいないかもしれない」
すると、1人しかいない2年の子が「えっ?」という顔つきで私の顔をキッと見たものだ。
私はわざと目線をそらして窓の外を見た。私が来年もいるかいないかなんてどうでもいいから、あなたのやるべきことをやりなさいという程度のリアクションだったが、その時、ふと、この子が卒業するまでいてもいいかなという思いがよぎった。
もういいやという思いと、もう一年やってもいいかなという思いと、今、大いに揺れている。

【写真】庭の渋柿をついばむメジロ

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メジロはウグイスと同様、春を告げる鳥だとばかり思っていた。
仕事から帰って来て、柿も葉がだいぶ落ちて来たなあ、そろそろ皮をむいて軒に吊るさないといけないなあと、庭の柿の木に近づこうとしたら、小鳥が枝でちょこまか動いているのが見えた。
すかさずポケットからiPhone7Plusを取り出し、忍び足で一歩二歩近寄る。撮るポジションなんか考えていられない。小鳥の姿が写るところまでズームアップして、とりあえずシャッターだけ押した。だからはっきりした倍率なんて覚えてない。確かデジタルズーム7倍くらいだったかな。
角度を変えてもう一枚撮ろうとして少し動いたら、その瞬間に小鳥はどこかへ飛んで行ってしまった。だから小鳥が写った写真はこの一枚しかない。
だいたい、野鳥をスマホのカメラで撮ろうなんて考えること自体が甘い。そんなのでまともな写真を撮れるわけがない。野鳥を撮るんだったら、それ専用の望遠レンズを使わなきゃ。とは思うけど、そこまでして撮りたくない私は、鳥の種類が判る程度のレンズがあればそれでいいんです。
撮った写真を見て、小鳥はメジロだと判った。11月にメジロ? でも目の周りが白いから、どう見てもメジロだよね。しかも渋柿をついばんでいる。メジロが椿の花の蜜を吸いにくるのは毎年見ているが、晩秋に柿をついばむのを見るのは初めてである。
柿に似合う鳥は、やっぱりカラスだよなあ。カラスは熟した柿を枝からもいで、デッキまで運ぶんだよ。細い柿の枝だとゆさゆさ揺れて食いにくいんだろう。デッキの手すりにはカラスの食い残した柿が干からびたりしているのをよく見る。
枝にぶら下がった柿を見ると、熟した柿がだいぶ増えてきている。これはいよいよ今度の土日で吊るし柿にしないと、みんな鳥にやられちゃう。

水墨画】冬の渡し舟場(No.90)

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どんよりとした冬空は濃くならないように注意して塗ったが、それでも写真で見ると濃く見える。それよりも何よりも、人を乗せている渡し舟と右側奥の杉林がお粗末すぎる。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】11月9日(木)6:02〜7:44の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214694063527418/

【歩数】4,204歩。