いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

空色を少し押し開け花木槿(あ)

【写真】庭のムクゲ

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先月、アプローチに覆いかぶさっていた大きな枝を、お隣の玄関から和室が丸見えにならない程度にバサッと切った。おかげで少しばかり空が広くなった。


【淡彩画】牛や羊(No.129)

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ポイントは「なんとなく丸みをつけて描きがちだが、背中や肩、腰など意外に少し角がある形状なので、ひとつながりの滑らかな線で描かない」こと。

描いてみれば、なるほど手本の示す通りで、少し角ばっていたほうがメリハリが効いているような気がする。


【水晶苑】13:04〜16:05

水晶苑の玄関を入ったら、アマデウス3時半氏がちょうど帰るところだった。「おや、珍しい。今日は早出ですか?」と言ったら、「演奏を頼まれて、夕方から出かけなくてはいけないので」とのこと。結構忙しくあちこち演奏して回っているらしい。

何かしらの楽器を演奏できる人を羨ましく思い、ひところ私も津軽三味線を(歩いて2分のところに教室があって、せっかくだから)習おうと思ったことがあったが、去年、職場の同僚の話を聞いて、すっかり教室へ習いに行く気が失せた。

元職場の同僚は、娘さんをそこの教室に通わせたことがあったと言い、娘さんが教室へ行くのを嫌がり出して辞めることになった際に、教室との間で一悶着あっただよと語ってくれた。どうも指導者が癖のある人らしい。

そこは、津軽三味線の全国大会でも好成績を残すほどの教室で、地元のイベントにも引っ張りだこなのだが、外から見ただけでは判らない内部事情もあるようで、人から聞いた話ではあるけれど、そんなところへ習いに行ってもちっとも面白くないだろうと思って行くのをやめた。小さい子なら鍛え甲斐もあろうけれど、こんな爺に教えたところで教室としても旨味がないだろうしね。

さて、今日の囲碁サロンの対局は、人麻呂氏と2子置いて3局打ち、2勝1敗。白髭氏はいつぞや、私と人麻呂氏は同じような碁を打つと評していたが、なるほど、私ならここへ打つというところに石が来るところをみると、手の内を読みやすい相手と言えるかもしれない。

まだ、全員と打ったわけではないが、受ける感じとして、私の囲碁サロンでの位置は下位グループの下から数えて1番か2番といったところ。要するに下手くそ。

常時集まる10人ほどのメンバーの年齢ははっきり判らないが、60代は私一人しかいないのではないだろうか。もしかしたら人麻呂氏が60代後半かもしれないが、その他は70代80代の先輩がゾロリといった感じです。それでみなさん、とにかく強い。

碁を打ち終えてラウンジに下りたら、看板氏がテーブルで水を飲んでいた。同席して、先週金曜に行った床屋の話をする。

床屋の葉加瀬太郎似の息子さんに、「伊豆日日新聞」のタイトル字の下に広告を載せている看板屋さんをご存知ですか? そこの◯◯さん(看板氏)と水晶苑でよく一緒になるんですと話したら、息子さんは知っていて、たまにお店に顔を出すんですよと言った。さらに、◯◯さんの長男は実は私と同級生で、実家の会社は次男が継いで長男は東京で別の仕事をしていると話す。へええそうなんだ、人はどこでどう繋がるか判りませんねとなって、そのあと長男と遊んだ頃の昔話をいろいろ聞かせてくれた(そういう話を聞くのがとても楽しい)。

そんな話を看板氏としているところへ、アマデウス氏の奥さんが湯から上がって来た。「今日は旦那さんは昼に来てましたよ」と話しかけたら、「ええ、夕方から三島で演奏会があると言ってました」と言い、今日のアマデウス氏の演奏会は三島で行われるのだと知った。

だからどうだということもないが、こうして、4月から水晶苑に通うようになっていろんな人と知り合いになり、そこからさらに新しい人を知り……といった具合に、どんどん繋がりの輪が広がっていくのがとても楽しい今日この頃、ということで。


【タイムラプス】7月11日(火)5:58〜8:12伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10213628616931919/


【歩数】2,900歩。