いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

虎猫や恋の相手はどこ行った

あやめ湯(18:33〜19:20)6→2人。

風呂場に降りたらマイ桶氏が4人の若者を相手にあやめ湯についてレクチャーしていた。4人はあやめ湯が初めてらしく、熱い熱いと言いながら湯舟の縁に尻を置いて湯に浸かろうとしない。浸かってもすぐまた湯舟から出て縁に座る。せっかく来たんだから湯に入んなきゃだめだよ損だよ、ほれ特別サービスとマイ桶氏が湯舟にシャワーで水をかけると、意を決したか4人一斉にざばっと湯舟に浸かる。湯はたちまち大洪水となって洗い場の私の足を舐めて流れる。と、ものの1分も経たないうちにまた4人一斉に湯舟から出た。忙(せわ)しい奴らだ。

どこから来たの? 体を洗いながら振り向いて、私の背後にいた人に訊いたら東京だという。東京のどこ? と更に訊くと下町と答え、浅草と付け足した。浅草というだけで分かるのに、わざわざ下町と言うところに、てやんでえこちとら江戸っ子の気概が見える。でもその割には湯の入りっぷりが江戸っ子らしくないねえ。

こちらへは仕事で来たの? 仕事何やってんの? とマイ桶氏が訊くと、仕事はドイツの会社の何とかで、こいつが(と、4人のうちでいちばん大柄な人を顎で指し)こっちに別荘を持っているので、今日はそこに泊まるんだと言っていた。別荘ならそっちの人も、とマイ桶氏が私の方へ話を振ってくるかと構えたが、それはなかった。

ではお先にとマイ桶氏が風呂場から出ていった後、別荘の場所が私の近くかもしれないと気になって訊いてみた。そうしたら反射炉からさらに奥へ入ったところだと言う。私の家の近くではなかった。たぶん韮山カントリー倶楽部へ通じる道の途中かと推測したが、はて途中に別荘なんかあっかなあ。

どっちみち車なしでは生活できないような山の奥だと思われる。それにつけても私のところは駅から徒歩圏内だし、ほどよく緑に囲まれ富士山の眺望にも恵まれ、シニアライフを満喫できるすばらしい住環境だと改めて思うのである。

タイムラプスは、4月15日(金)5:37〜7:42の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1080070315384178/

写真は、濡れ縁から逃げ去ろうとする猫。和室の明かり障子を開けて本を読んでいたら、どこぞの猫がぴょんと濡れ縁に飛び跳ねてきた。室内の私に気づいていない様子。よく庭を横切って行くのは白黒のブチと真っ黒のクロがいるが、二匹とも濡れ縁に乗っかる大胆さはない。この茶のトラはあまり見かけない猫だが、新参だろうか。私のことを気にも留めずに堂々と近づいてくる。一つ写真に撮ってやれとiPhoneを向けたらやっと気づいてぱっと逃げ去った。でぶっちょの割には動きが俊敏な猫だった。(あ)

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1,966歩。