いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

野遊びの孫駄菓子屋の剣持てり

小田原で孫の世話。これで3週連続の孫の世話となる。
正月を過ぎたあたりからママの体調がすぐれず、孫を預かる機会が多くなっている。体調が芳しくないのは、多分にストレスからくるところが大きいようだ。
お兄ちゃんは学校では手のかかる子らしく、だいぶ担任の手を煩わしているみたいで、ことあるごとに担任からやいのやいのと苦情が来るという。それが第一のストレス。また、自分が関わっているミニバスケチームのコーチとの指導方針の食い違いによるストレス。そのコーチは年配の人で、体を鍛える練習に主眼を置くが、楽しいバスケを目指すママとしてはそれが受け入れられない。これが第二のストレス。そして第三のストレスは夫婦間のストレス。まあこれは長く一緒に暮らしていれば大なり小なりあるもので、細かいことを気にしていたらきりがない。適当にうっちゃっておけばいいのにママはそれができない。本人は言わないが、向こうの親との嫁姑の確執もあるかもしれない。勤め先のことについては一切聞いていないが、そこでのストレスも多少あるとしたら、これはもうストレスのオンパレードである。ストレス溜まりまくり状態である。
その娘のストレスをカミさんは飲み込み、私は老体鞭打って孫の遊び相手となる。遊び相手になるのはいいが、ここ最近、孫二人の遊びの趣向に男の子と女の子の差が出てきて、一緒に遊ぶことがなかなか困難になってきた。孫娘が折り紙をしようと言えば、お兄ちゃんはボール遊びをしようと言う。外の散歩に連れ出しても、孫娘はシールを買いにコンビニへ行きたいと言い、お兄ちゃんはおもちゃの剣を買いに駄菓子屋へ行きたいと言う。それでまず孫娘をおんぶしてシールを買いに行き、一旦戻ってから自転車でお兄ちゃんと駄菓子屋へ向かうことになる。
おもちゃの剣を自分の小遣いで買ったお兄ちゃんは、早速私にドッヂボールをせがむ。ドッヂボールといっても、ぷよぷよした柔らかいボールを私が投げて、そのボールを居合抜きよろしく剣で遮ったり、際どくかわしたりして体に当てられないようにするという、いわばボールを手裏剣に見立てた忍者ごっこだな。すぐ飽きると思いきや(私は5分で飽きてしまった)、なんとこの忍者ごっこ、夕食の買い物に出かけたカミさんと孫娘が戻ってくるまで延々1時間半も続いたのでした。ふ〜、疲れました。
写真は、足柄平野の西部を流れる狩川(かりがわ)。お兄ちゃんと自転車で駄菓子屋へ向かう途中の橋から撮った。写真奥に丹沢山の山並みが連なるが、水源は箱根の金時山である。川は足柄街道に沿って流れ、下流で酒匂川と合流して相模湾に注ぐ。小田急線と大雄山線に挟まれたこの辺りはまだ昔ながらの田園風景が残っていて、どこか懐かしさを感じさせる。(あ)

f:id:jijiro:20160213134929j:plain

4,252歩。