写真は、防水スプレーとパックカバー。下はそれを買ったSPOPIA湘南藤沢店。スポーツ店としてはかなり大きい。
別にこれを買おうと思って出かけたわけではなかった。年会費を払っているのに会員カードを持っていない状態が5年ほど続いていて、今後何かとこの店の利用が増えそうな気がしたので、ならばカードを作っておいた方が都合がいいと思って出かけた次第。会員なのにこれまでカードを持っていなかったというのも変だが、ある事情で持っていなかったのである。
5年ほど前、私は2年間、慶応大学藤沢キャンパス近くの市民農園を借りていたことがある。その農園へ行く途中に、ある日、大型スポーツ店が開店した。開店セールのときにちょっと店を覗いたら手頃なウォーキングシューズがあったのでそれを買うことにした。レジで、会員登録すれば会員割引になりますよと店員に言われ、言われるままにその場で登録手続きをする。後日会員カードが郵送されますと言われ、待ったが届かなかった。代わりに届いたのは某クレジット会社の入会申込書だった。無視していたら一年後に年会費の請求があった。
何だか騙された気分で面白くない。二度と行くもんかと思ってそのとおり二度と行かなかったが、でも年会費は540円ならいいかと毎年律儀に払っていた。そのうちSPOPIAの存在を知り、散歩の途中でぶらり入ったら特に山登り用品の豊富な品揃えに驚き、この店ならばいつか利用する可能性があるような気がした。それで今日、改めてカードを作ってもらおうと思ったのだった。
ところが、これがまったくの勘違いで、私が会員登録をしていたのはSPOPIAとはまったく別のスポーツ店だった。これまで、店の名は違うけれど系列は同じだとばかり思い込んでいた。少し考えれば分かりそうなものなのに、なぜかそう思い込んでしまっていた。お馬鹿としか言いようがない。
とまれ、まったくの別物と分かった以上、無駄に年会費を支払うこともない。たかか540円とはいえ、塵も積もれば一升瓶である発泡酒一箱である。これまでの分は墓の供物と諦めて、早速解約の手続きを取るとしよう。(あ)
5,050歩。
