いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

「千歳荘」の風呂

朝から雨。またまた雨の木曜日。木曜は暖房費節約のために大概図書館へ行って時間を潰すのだが、自転車が使えないと図書館へ行くのも億劫になる。歩いて歩数計の値を稼いでもいいが、夕方まで雨が止まないとなると、歩いて風呂屋に行かなくてはいけない。そうなると、急坂を二度上ることになるから、これはちとしんどい。それで、今日は図書館行きを止めた。六畳和室の仕切りを閉め切った状態だと、ちゃちな石油ヒーターでも十分温い。これで午前中は読書、午後は教材研究をしながら雨止みを待つ。

しかし、夕方4時を過ぎても雨は止まず。仕方がない、風呂屋へは歩いて行くか、雨の狩野川土手もいいもんだ、とうそぶきながら歩き出したら、坂を下り切ったところで雨が止んだ。ああ、家を出るのをもう少し待っていればよかった。

歩いて行くとなると、風呂屋は近い方がいい。手頃なのはあやめ湯だが、財布を確かめたら小銭がなく、大きい一枚しかなかった。あやめ湯は両替が利かない。途中のコンビニで小銭を作ってもよかったが、せっかくだから、今日はあやめ湯をやめて「千歳荘」に行ってみることにした。「千歳荘」は、正月に長男と行った「弘法の湯」の手前にあって、日帰り入浴ができることは知っていた。

濡れた長靴のまま玄関を入ったのだが、フロント周辺をぐるり見渡しても靴脱ぎ場がない。きっと脱衣所手前に下足箱があるのだろうと予想して、そのまま絨毯の上を長靴で向かったが、それらしいものはどこにもなかった。脱衣所から一段下がった所に脱いだスリッパを置く棚があって、どこで脱いだらよいか分からない長靴を結局そこで脱いで、スリッパ棚の横に置いた。スリッパの客たちは、なんでこんなところに汚い長靴があるんだろうと不審に思ったに違いない。

温泉はややぬるめ。41℃といったところか。熱い温度に慣れた私には物足りない。昨年11月に新たに露天風呂をこしらえたというので入ってみたら、こちらはさらにぬるい。恐らく39℃以下だろう。説明には「61度の源泉掛け流し」とあるが、源泉が申し訳程度にちょろちょろとしか流れておらず、隅々まで流れ渡るまでに冷めてしまうのかもしれない。熱い風呂が苦手な方には750円はお手頃な温泉とみたがどうだろう。徒歩10,814歩。

写真は、「千歳荘」の看板。殺風景な感じがいかにもKKR(国家公務員共済組合連合会)ふう。ロビーの奥に卓球場があって、卓球台が2台並んでいる。なんだか、昭和40年代にタイムスリップしたみたい。湯上がりのほてりピンポン顔赤らむ(あ)

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