いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

図書館を利用する理由

正月三が日を過ぎての日曜に、果たして図書館は開いているか。開いていれば、暖房費節約のために半日ほど図書館で過ごそうと思った。

節約という語感には、何かしらしみったれた響きがともなうが、暖房費をシェアするためにというと、環境にやさしいエコライフという感じが出てお洒落。お洒落であろうがなかろうが、そんなことはどっちでもいいから、私としては寒くないところに早く避難したい。薪はお客様用とちょっとした晩酌のツマミを作るのにとっておいて、なるべく朝昼は使わないようにする。これがいずぃなり流「清貧の思想」。図書館を利用するのには、そういう深い思想(?)があるのです。

ホームページで確認したら、3箇所ある伊豆の国市の図書館は全て休館。やむなく向かう先をブックオフに変える。掘り出し物に当たればラッキーくらいな気持ちで出かけたら、はたして新春ラッキー大当たり。大版の「日本の美術」が1巻108円で売られていたのだ。さらに初売りサービスで20%オフ。全巻揃えて買ってもよかったが、自転車では運びきれないので、今日のところは「水墨画」と「絵巻」の2巻に留めた。

買った書籍は「ブクログ」という無料サイトに登録しておく。少々手間だが、これをやっておくと、以前買った本を再び買ってしまうというミスを防げる。買ったかどうか曖昧な書名をスマホで検索し、登録済みかどうかを確かめる。登録済みなら買わない。そんなことができるのを知ってから、いつ読むとも知れない本をバカスカ買うような悪しき習慣ができた。そして買った本は、「自炊」したそばから捨てていく。で、今では既に一日1冊読んでも10年以上かかるほどの量になってしまった。徒歩4,366歩。自転車328kcal。

写真は、田京にある広瀬神社。昨日、沼津までバスで行くという長男を見送った後に立ち寄った。「社伝によれば、三島大社はその昔下田の白浜からこの地に移り、後に三島に遷祀(せんし)したという」と案内板にある。なかなか由緒ある神社らしい。手前の焚き火に丸太がどんどん投入され、火の周りは我がボロ家よりもぬくかった。欲言わぬその薪をくれ初詣(あ)

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