いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

藤沢SSTの印象

朝から雨。雨が上がるのを待って散歩に出かけようとしたが、雨は一向に上がらず、結局、昼までだらだらと「自炊」をして過ごす。息子が使っていた部屋の押入から雑多な本が100冊ほど出てきて、そのうちの10冊ほどをやっつけた。私が学生時代に古本屋で買った文庫本もその中に混ざっていて、そういうのは紙がかなり劣化しているから、スキャナのローラーが空回りすることが多く、1冊をスキャンするのにだいぶ手間がかかった。残りを今年中に終わらせてすっきりしたいが、この調子だと、どうも終わりそうにないな。

午後、雨が上がり、日も差してきたところで散歩に出かける。昨日の新聞で、「藤沢サスティナブル・スマートタウン(SST)」の中核施設となる「藤沢SSTスクエア」が27日に開業したと知り、話の種に覗いて見ようと思った。SSTは、辻堂元町の旧パナソニック工場跡地で進む大型プロジェクトで、2018年の完成時には約3000人の居住人口を見込むという。で、スクエアなる施設へ行ってみたが、どこもかしこも準備中のようで、開業しているふうには見えない。仕方がないので、既に入居している区域に回ってみた。敷地が狭い。これが第一印象。改めて案内所でもらったパンフレットを見たら、敷地面積が125.82〜133.21平米と書いてある。建物は瀟洒だけれど、庭は猫の額。隣同士の玄関も仕切を挟んで向かい合わせになっている。どうしてこういう造り方をしたのだろう。「コミュニティーを育む」ことをテーマに掲げているが、仮に資金があったとしても、住んでみたいとはちっとも思わなかった。

SST から箱根駅伝の選手が走る道を渡って長久保公園に行く。伊豆で孫がクリスマスの飾り付けに使ったツリーが、果たしてカイヅカイブキなのかを確かめたかった。それで分かった。伊豆のそれはカイヅカイブキではなく、ハイビャクシンというやつだった。案内板に「地面を低くはう性質をもち、石と美しくつりあうので、昔から庭園につかわれました」とある。そう、伊豆の家のハイビャクシンも、地面を低く這って、石垣越しに隣家のアプローチを脅かしていたのでした。今日も1万歩越えで、徒歩11,565歩。

写真は、藤沢市長久保公園都市緑化植物園の紅葉。庭木の名を知るのに持って来いの場所です。雨あがり道の紅葉踏みしだかれ(あ)

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