いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ねぶた作り(その7)

9時からねぶた作りの手伝い。針金細工と紙貼りを同時進行して、3分の2ほど完成した。針金細工だけは今日で終了させたかったが、右側の人物の肩周辺が仕上がらなかった。そこは、奥の背中の紙貼りが終わらないと取り掛かれない部分である。本場のねぶたは足場を組んで奥の紙貼りをするが、ここにはそんな足場なんてあろうはずもない。だから、奥から作っていかないと外側は作れない。そこの部分の紙貼りを担当した人は、身動きの不自由な立ち位置で、「あっ」とか「きゃっ」とか言いながら午後4時まで頑張っていたけれど、完成は次回持越しとなった。それにしても、今年の作業の人たちは感心するくらい根気が長く続く。大したものだ。

今日で正面の紙貼りが終了したので、いよいよ書割の準備をすることになった。目、鼻、口の書き方を練習する。最初はぎこちなかった筆使いも書き熟すうちに徐々に慣れてきて、筆が走るようになった。いい感じです。肌の色も、いろいろ工夫しながら絵の具で作り、最後の仕上げに取りかかる雰囲気が出てきました。デビューまで残り2週間。さあ、もうひと踏ん張りだ。

両脇が少し寂しい感じがしたので、竹を置いてみることにした。今日のところは1本だけしか作れなかったが、後2、3本も立てれば賑やかな感じになるのではないかな。松竹梅にまとめたいところだが、時間的に無理。今回は竹だけで勘弁してもらいましょう。

今日は休日とあって、最寄り駅前の駐輪場にはいつもの自転車を整頓してくれる人は立っていなかった。そうなると、駐車場に停めるスペースがあるにも拘わらず路上にはみ出して停める自転車だらけになる。人の迷惑顧みず、自分さえ良ければそれでいいという思いがむくむく頭を擡げる。マナーを守ろうなんてこれっぽっちも考えない。悲しい哉、それが現実。赤裸々の身に覚えあり鰯雲(あ)

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