いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

筆架を作った

流木で筆架を作った。ヤフオクで中古の筆を19本ばかり買った時に、それらをぶら下げる筆架も欲しいと思っていた。しかし、意外に安くない。味のある骨董品扱いのようなのだ。文机に置けばそれなりに見栄えしそうだけれど、そんな大層なものでなくてよいから、とりあえず洗った筆を架けておければよい程度のものを作ることにした。

最初はヤフオクに出品されているような形に似せて作ろうと思ったが、使う材料は流木だし、それをどう支えるかが問題だった。ぐらつかないようにするために土台としてピンコロ石を使おうかとも考えたが、文机に置くにはどうも大仰すぎる。もっと小ぢんまりとした土台にしたい。文鎮では重さが足りない。

そこで閃いたのが、釣りに使う錘。これで土台を支えたらうまく立ってくれるはずだ。そう思って雨が上がってから函南の136号線沿いにある上州屋までバイクを走らせる。向かう正面に久しぶりに富士山が姿を見せていた。頂に雲がちょっぴりかかっていて、その雲が切れたら写真に収めようかと構えていたが、店に着くまで雲はずっとくっついたままだった。上州屋で1袋1kgパックの丸錘を購入。930円。せっかく釣具屋へ来たついでだからと店内を見ていたら、無性に釣りに行きたくなった。でもまだ暑いしなあ。それにオキアミを保管する冷凍庫も用意していないし、まずはカミさんの許可を得て冷凍庫を買うのが先決だな。

2本の流木をボンドと木ネジで繋ぎ止め、蒲鉾板のような木っ端に立たせた。そこへ買ってきた錘をぐるりと巻いたら、うん、しっかり安定した。その辺に転がっていた筆をぶら下げてみたら、おお、立派な筆架ではないですか。イメージ通りの出来栄えに、一先ず祝杯。ぶら下げたその筆をいつ使うのさ(あ)

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