いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

流木の台

辻堂の海岸で拾ってきた流木で石鹸台を作った。流木はサイズがまちまちだから脚の高さを揃えるのが難しい。だけど、それが逆に面白い。多少ひん曲がったって、出来上がりがガタガタしたって、そんなもの構うもんか。それが流木の味だ。そう思って作っていたら、ガタつかないでしっかり立った。不思議ですねえ。中学生の時、技術家庭の授業で椅子を作ったことがあったが、あの時は4本の脚の高さが揃わず、高い方の脚を少し削って調整してもうまくいかず、また別の脚を削ってもうまくいかず、更に別の脚を、という具合にガタつきを直そうとしたが、とうとううまく直すことができずに放り出してしまったっけ。

流木の台を風呂場にセットしてみた。流木に染み込んだ潮の香りが意外に強烈。ジャン・コクトーの「私の耳は貝の殻  海の響きを懐かしむ」ではないが、海の香りを吸い込みながら湯船に浸かる至福を味わいました。潮の香を嗅ぐや海の子湯船の子(あ)

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