いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

隠すこと少しくありてサングラス(あ)

今日は、昨日やり残したグランドフェンス内側の草刈りをまずやっつけてしまおうと思っていたら、「心の相談室」の先生に帰りをお願いしますと頼まれた。

「心の相談室」とは、何かしらの事情で普通学級の授業に参加できない子たちが学習できるようにしつらえた小教室である。

そこを担当する先生は午後1時45分までが勤務時間で、それ以降は子どもたちが帰るまで普通は教頭先生が面倒を見る。ただし、教頭先生が他に優先する仕事がある場合には私に回ってくる。それで、今日それが私に回ってきた。

「心の相談室」に入ると、当然ながら草刈りができない。今週の土曜は授業参観で、新一年生が加わった部活動も参観の対象になっていて、だから、グランドの草刈りを明日までになんとか終えなければいけないのだが、今日はその時間が取れなかった。明日はなんとかしたいが、今日のように声がかかったら明日もできない。そういうときはどっちが優先されるのだろう。よく判らない。そんなこんなで、だんだん校長先生の言う「何でも屋」らしくなってきた。

今日の「心の相談室」には3人の女の子がいた。そのうちの1年の子が戯れにホワイトボードに描いた絵がとてもうまくて、もっと描きなと言ってiPad Proを与えてみた。私が家で愛用しているやつである。

アプリ「Concepts」の使い方をちょこっと教えたら、むずいむずいと言いながらも、その子はずっとpencilを持って絵を描いていた。最後にこういうのもあるよと言って「Zen Brush 2」を紹介したら、今度は3人がハマった。英語とか数学とかの学習にはならなかったけど、まあ、たまにはこういう心の洗濯をする時間があってもいいやね。

 

【今日の一枚】作業用ゴーグル。

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昨日、グランドの草刈りをしていたら、歯に弾かれた小石が右目の辺に当たった。下手したら目ん玉直撃だったかもしれない危ない場面だった。これから本格的な夏場に向けて草刈りもフル稼働になるだろう。そうなると昨日のようなことは頻繁に起こる可能性がある。その防備のためのゴーグルを用意しようと、一二三荘の帰りにワークマンに寄って買ってきた。

店にはいろんな作業用ゴーグルがあって、3,000円近いのもあれば500円しないものもある。その中から、用途に「草刈り・チェンソー作業」と記されたこいつを選んだ。1,008円。消費税込みの1,080円ではなく、なんとも中途半端なワークマン価格。

UVカットのサングラスで、これにつなぎ作業服を着たら、ちょっとしたツッパリハイスクールの格好だぜベイビー。

 

【書】「君」クン・きみ(No.119)

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尹(いん)と口とを組み合わせた形。尹は丨(こん=杖)を又(ゆう=手の形)で持つ形で、神に仕える聖職者をいう。杖は神の杖で、ここに神を呼び招くことができた。口は■(さい。画像参照)で、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形である。君とは神の杖を持ち、祝詞を唱えて神を呼び寄せることができる巫祝(ふしゅく=神に仕える人)の長であった。この巫祝の長が統治する権限を持っていたので、氏族の長を君といった。君はもと巫祝の長のことであったが、のち「君主(世襲により統治する人)・統治者・君(君主、主君、主人、高貴の人)」の意味に使われた。<『常用字解』より>

◾️↓(手書き画像)

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『古代文字字典』には、14の甲骨文の字形が見えるが、杖を持つ手はすべてが右手で左手の例はない。これまで書いてきた甲骨文には大抵右向きと左向きとの例があったが、「君」だけは例から外れる。神の杖を持つ手は、もしかして右手と決まっていたのかな。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月9日(木)5:38〜8:30の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2286896768034854?s=100001436582002&v=i&sfns=mo