いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

髪型を気にする子ならんフリージア(あ)

サッカーアジアカップ準決勝、日本対イラン戦を観戦。
前半を0−0で折り返した後半、日本は柴崎から大迫へ出た縦パスを大迫が南野へ流す。南野は倒されるが笛は鳴らず。と見るや南野はすぐさま立ち上がり、ゴールライン手前でボールに追いついて大迫へピンポイントのセンタリング。大迫はこれを見事にヘディングで合わせ日本に先制点をもたらした。
試合は3−0で日本がイランに快勝したが、その快勝の兆しは南野の諦めないあのプレーに出ていたように思う。あっぱれでした。


【写真】下駄箱の上のフリージア。

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クラスの子が私を寒い昇降口まで連れて行き、これ、この前と違う花だけど名を教えて、と言う。これは知っていた。フリージアです。ちなみに花言葉は? これは調べました。白が「あどけなさ」、黄が「無邪気」、赤が「純潔」、紫が「あこがれ」だって。夢見る可憐な少女のイメージですか。


【書】「體」(No.23)

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「体」の旧字体。座右の『五體字類』からの連想。
最初、前回と同じように、にじみ度合いを「Wet」にして書いたが、どうもおっとりしすぎる嫌いがあって「Std」(スタンダード)で書き直した。少しは厳しい感じが出ただろうか。
「からだ」を示す漢字は、他に「躰」「軀」「躯」があり、「豊」の旁が「本」の形になっている例が見えるが、部首「骨」の部分が「イ」(にんべん)になっている字は『五體字類』には見えなかった。
大学生4年目の年、私は「体育連合会」という組織の幹事をやった。この組織は体育会系の部全体をまとめる役を担っていたが、この名称に「體」の字を使っていた。もちろん「会」も旧字体の「會」で統一。伝統的に、いかめしいイメージを前面に押し出そうという意図があったかどうかは知らない。が、あえて旧字体を使い、詰襟学ランで学内を闊歩する姿は、結果として一般学生からは「怖そうなお兄さんたち」と見られていただろうことは想像に難くない。


【温泉】一二三荘。
今日から31日まで女湯を工事することは脱衣所の貼り紙で知っていた。
受付に湯札を出したら、厨房の奥から女将さんが近寄って来て、「(女湯の工事の関係で)2時間ほどお湯が止まったので、少しぬるいかもしれない」とアドバイス。湯船に浸かると、果たしてその通りにぬるかった。
風呂場には私一人。隣からは工事の音が聞こえてくる。電鋸で木材を切る音も聞こえてくる。はて、風呂場に木材を使っている部分はないはずだが、何を作っているのだろうと思いながら湯船に肩まで浸かるが、一向に温まらない。体感で40℃くらいか。
どれ、源泉の温度はどれくらいよと注ぎ口に手をやると、こちらはさすがにやや熱い。熱いといっても触れた手を引っ込めるほどではないから45℃以下だろう。それで源泉が流れ出る口にぐいと近づいて少しでも熱い湯に浸かろうとするが、どうにも温まり方が遅い。
そのうち、ガタゴトと窓の外を走る電車の音が聞こえ、それを機に湯船から出て体を洗う。なんか風がスウスウ冷たい気がする。十分温まれなかったからかなと思ったが、さっきの電車の音がいつもより大きかったことに気づき、ははん、さては隣の工事は窓を開け放してやってるんだと推し量る。
そそくさと体を洗い終え、また湯船にどぶんと戻る。後から来るだろう枝雀氏やストレッチ先生やホリエモン水道氏はこの温い湯にどんな反応をするだろうと思いながら、午後5時を知らせる防災無線のチャイムと同時に長湯から上がる。
一二三荘は伊豆市との境に近い場所にあるから、二つの市の時報のチャイムが重なって聞こえる。伊豆の国市は「ウエストミンスターの鐘」で、伊豆市は「ムーンリバー」。音が重なって気分悪くならないかと要らぬ心配をしながら家路についた。


【タイムラプス】1月28日(月)6:29〜8:07の伊豆長岡の空。24秒。

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