いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

碁敵に勝つて厠も春近し(あ)

大仁囲碁大会に初参加。
大仁囲碁大会といっても、メンバーは水晶苑に集ういつもの囲碁サロンのメンバーと一緒。

少しメリハリをつけようと毎月最終土曜に行なっている大会だが、去年6月17日にサロンデビューして以来、孫の世話だったり平塚呑兵衛囲碁リーグ戦と重なったりで、私は一度も参加したことがなかった。
今日はもともと平塚での囲碁の日だったが、流れてこっちに参加することができた。それで、普段はお会いできない、修善寺本因坊戦の特集で地元新聞にも紹介されるような有段者と対局できるかもしれないと期待していたのだったが、その方は韮山時代劇場で行われる韮山囲碁大会の方へ参加するとのことで、おそれ多い対局は叶わなかった。
韮山囲碁大会は毎月第3土曜に月例で行われているのだが、先週の第3土曜は「パン祖のパン祭」があったために今日に延期されたのだそうだ。そのため、今日こっちに参加予定だった韮山から通う人たちがごっそり韮山の大会に回ったらしい。
結局、大会開始時刻の12時半に集まったのは全部で8人。今年初の月例大会は小規模のスタートになった。
主宰の白髭師匠がこれまでの戦績を参考にして参加者に持ち点をつけていく。初参加の私をいくつぐらいにするべえか悩んでいると言いながら、間仕切り板に貼られた星取表に書かれた数字は「120」。どんなふうで120なのかよく判らない。普段よく対局する建材氏が116で私より低い数字、ということは師匠の目は私の方が建材氏よりも棋力がやや上と見ていることになるか。建材氏とは勝ったり負けたりだから同じでよかったのに。
星取表の隣にハンデ表が貼られ、それによると互先で建材氏が黒、私が白で、白番の私があらかじめ建材氏に石を4つ渡すらしい。そのルールもよく呑み込めないままに、ともかくそうして対局が始まった。
対局は、互先で建材氏、七曲四代目氏、大きな栗畑氏、白髭師匠にはそれぞれ3子置いての計4局。結果は白髭師匠に負け残りは勝ちの3勝1敗。寄せにめっぽう強い七曲四代目氏に中押しできたのが何より嬉しい。
白髭師匠には中盤までは優位に立っていたが、終盤で左下隅の陣地をセキにされて逆転負け。最後に数えたら20目もの差があった。セキにされたところで投了すべきだったが、悪あがきして最後まで打った。白髭師匠としてはなんで投了しないんだこいつと思っていたことだろう。それでも最後までお相手してくれた温情に感謝します。
大会を終えて、今回は参加人数が少なかったからと、賞品を参加賞として全員がもらえることになった。私は台所洗剤の詰替をいただく。白髭師匠に、会費も集めないのにどこから参加賞を調達するのかと不躾ながら訊いてみた。そうしたら、「そのうち宝くじでも当たったら寄付してもらうら」とはぐらかされてしまった。まさか、ポケットマネーということはないでしょうね。

【写真】月例囲碁大会の様子。

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【温泉】水晶苑。

【タイムラプス】1月27日(土)6:22〜8:22の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215391733848740/

【歩数】1,804歩。