いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

貸しボート沖汐風を連れ戻る(あ)

【写真】木負(沼津)の貸ボート店。

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ふと、ボート釣りはどうかと思った。思ったらじっとしていられなくなって、気がついたら木負までバイクを走らせていた。
木負には貸ボート店が二軒ある。一軒は堤防の駐車場の隣にあることはこの前行って知っていたが、その手前にもう一軒あることに気がつかなかった。インターネットで検索して店の存在を知り、とりあえず情報だけ仕入れておこうと思って出かけた。
家からバイクで20分。藤沢に住んでいた時は、よく葉山までボート釣りに出かけたものだが、それよりも断然近い。
店は海の上に建てられていた。看板は、ない。だから気づかなかったんだな。だけど、なんで看板がないんだろう。
店に入り、長い白髪を後ろで束ねたご主人らしい人に、実は神奈川でボート釣りをしたことがあるのですが、先月こっちに引っ越してきて、久しぶりにボート釣りをやろうと思って話を聞きにきましたと伝える。
なんだそんなことかいというふうに椅子から腰を上げたご主人は、私を店の外に連れ出した。沖の生簀を指差しながら、あそこまでボートを漕いで行ってロープをブイに繋いで釣る、生簀に直接繋ぐと漁師さんに怒られる、海の底は砂でなくて泥だ、ここは入江の奥で風の影響はほとんどない、店は朝5時から開ける、午後4時に戻ってくればよい、料金は3,000円、駐車場は無料、と教えてくれた。
そして、キスを釣りたいと告げると、だったらここではなく我入道(狩野川河口の砂浜)とか大瀬崎(戸田方面)の方へ行けばいい、そっちの方が砂地で数も出る、と言う。
う〜ん、ボートでキスを狙うのは葉山のようにはいかないみたい。再考です。

【淡彩画】町角の石段坂(No.83)

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ポイントは「石段も石垣も影の暗い部分があって、この暗さを描いて立体感を出し、奥行きのある風景にする」こと。
影を描いて立体感を出す方法は、だいぶコツをつかんできた。
石段の右側をもう少し膨らませるつもりだったが、やや直線気味で単調になった。

【水晶苑】15:15〜16:18(8〜4人)
入る時も出る時も看板氏と一緒。例によって湯上がりの冷水を二人でがばがば飲み、2Lのペットボトルをけろっと空けてしまった。
今日の話題は「大人の休日倶楽部」。看板氏は一人旅がお好きだそうで、JR東日本の看板を扱った縁で大人の休日倶楽部の会員になり、以来東北をあちこち旅して回るようになったそうだ。
浅虫温泉のことをご存知で、ひとしきり浅虫の話をした後、イカ寿司の話になった。イカ寿司は下北半島に行った時に大湊駅前で食べたと言う。とても旨かったと看板氏は言ったが、私は残念ながら食ったことも見たこともない。それは酒のつまみにもってこいですねと言ったら、その通りと太鼓判。それを聞いて無性にイカ寿司を食いたくなった。
外では看板氏の奥さんがベンチで待っていた。初めて看板氏と顔見知りになった日もそうだった。奥さんは足がご不自由で、歩行の時は杖をつく。その奥さんが今日、私に会釈した。看板氏が私と最初に会ったあたりのことを奥さんに話していたのだろう。
私のことは奥さんにどう伝わっているのだろう。藤沢から立花に引っ越してきた新人の「若造」、とでも紹介されているだろうか。

【タイムラプス】5月20日(土)6:00〜8:14の伊豆長岡の空。33秒。

【歩数】1,628歩。