いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋鯖の船誇らしく舫ひけり

土曜が午前出勤の場合は、昼食に子どもたちと一緒に食べる弁当を作らないといけない。弁当作りに慣れない私には、これが面倒。
ご飯は、レトルトパックを電子レンジで温めて弁当箱に詰める。ご飯の中に小梅を沈ませ、上に昆布の佃煮を散らす。おかずは焼いた一切れ鮭半分に卵焼きと惣菜の酢豚。
卵焼きは前夜まで自分で作る気満々だったが、もしかしたら朝ばたばたして卵焼きを作る時間がないかもしれないと思い、念のため出来合いの厚焼き卵を買っておいたら、果たして弁当にはその厚焼き卵を入れることになった。やっぱりね。人に食べてもらうのでなく自分だけが食べる弁当作りとなると、どうも気合が入りません。
緑がないのでミニ菜園からパセリを摘んで来ようと思ったが、面倒臭くてやめた。なんだかんだ言って今朝の弁当作りは、結局、鮭を焼いただけでした。
今日の登所は7人。これまでで最も少ない。夏休みが明けてから放課後児童教室の利用者が漸減し、9月末で一気に7人退所したことが大きく影響している。でも、児童教室を利用しなくて済むのならそれが子どもにとっていちばんいい。
土曜の午前の日課は、8:00〜8:30登所、8:30〜9:15お勉強(取り組むドリルはそれぞれ家から持参)、9:15〜11:15自由遊び(晴れれば外遊びに30分)、11:15〜11:40お弁当、11:40〜13:30ビデオ、となっている。
ビデオを見る時間が比較的長いので、午前勤務のスタッフは、ビデオを子どもに見させながらその週にやり残した仕事をこの時間にまとめてやる。私はまとめてやる仕事もなかったので、家から持って行ったスケッチブックに漁船を鉛筆描きした。トイレに立った4年の女の子が私の横を通るとき、絵を覗きながら「先生って、船、好きなの?」と言った。「うん、好き」と答えて、そうか、これからずっと船だけを描き続けるという方向もありだな、と思った。
今日の絵は、内浦漁港(沼津市)に係留された漁船。

f:id:jijiro:20161009052436j:plain

漁港にはたくさんの漁船が並んでいたのだが、あまりごちゃごちゃした絵にならないように、比較的シンプルなこの2隻を画題に選んだ。
今回は、海面に映る船体の影をやや念入りに描いたつもり。少しはそれらしく見えるでしょうか。
湾の奥まった向こう側には、沿岸に旅館やマンションなどが立ち並んでいるが、これはきっちり描かずに、何となく建物っぽいものがあるなあ程度に留めた。
というか、最初は建物を描く気はなかった。それで山だけ描いたら、どうも山奥の湖畔みたいで寂しい。既に乾いていた絵の具を水で濡らし、ティッシュで拭き取り、それを数回繰り返した後で建物を描き足してみたが、却って汚くなってしまった。横着しないで最初から建物を描けばよかった。
背後の山は、稜線だけ鉛筆で薄く描いて、山肌の濃淡は直接絵の具で描き分けた。全体、緑が薄過ぎたな。うっすら雪が積もったみたい。まだ絵の具が濡れているときは濃く見えるんだよなあ。そこで教訓。水彩絵の具は、乾いたときの濃淡をイメージして塗らないといけません。(あ)
あやめ湯(17:58〜19:54)6→2人。

2,076歩。