いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蛤も雀も焼かれ煙る夕

写真は、新装開店したコンビニ。

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急ピッチで工事を進めていたコンビニは今週10月4日(火)にオープンした。取り壊された元の店舗の跡地は新たにコンビニの駐車場になった。筋向かいの旅館の大型バス駐車場になるかもしれないと思っていたら違った。これで新装開店のコンビニの駐車場は以前の倍の広さになった。
職場のスタッフルームで茶飲み話に付き合っていたら、スタッフの一人がオープンセールのチラシをテーブルに置いた。一同、そのチラシに目を向けながら、あら安いわ、帰りに何か買って帰ろうかしら、なんて言っている。私はまったく興味がなかったが、話題が下火になったところでわざとチラシを手にとって見たふりをする。これも職場のお付き合い。
放課後児童教室の仕事の一つに、おやつの買い出しというのがある。私は、このおやつの買い出しを4月以降まだしたことがない。車を運転しないからとの理由で外されているのかもしれない。それとも男の人だからこの手の買物は不得手だと思われているのだろうか。
おやつの買い出しは週2回のペースで行う。見ていると、これがなかなか大変そうなのである。店は児童教室からいちばん近いスーパーを利用するが、まれに別のスーパーで安売りセールをしているときはそちらを利用することもあるようだ。おやつは、アイス、パン、煎餅、小袋のスナック菓子(おっとっと、とか)が主だが、一つの種類に偏らないよう、いろんな種類を混ぜて買うようにしているという。例えばアイスなど、十種類近くを保冷バッグ3袋分買う。それだけのアイスを買い物かごに入れてレジに並ぶ姿を想像するだけで、ああ私には無理、と思ってしまう。
2月の採用面接で面接官に、「おやつの買い出しはできますか」と訊かれ、そのときは、何を言っているんだろうこの人はと思ったものだが、実際に現場に入ってみて、言っていた意味が分かった。面接官は、(あなたは男性だけど、主婦の目で)おやつの買い出しができますか? と質問していたのだ。あのときは確か、運転はできないが荷物運びならできるようなことを言ったと思うが、今ならたぶん、できませんと言うと思う。
スタッフのリーダーが仕事を割り振るときに、私をおやつの買い出し係のローテーションに加えなかった意図は分からない。4月当初は、いずれ私にも買い出しの順番が回ってくると覚悟はしていたが、一向に声がかからないのをいいことにこれまで知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいた。4月から半年経った今もなお声がかからないということは、私をおやつの買い出しに宛てる気などないのだなと読んでいるがどうだろう。行ってくれと言われれば、まあ、お仕事ですから行きますが、あえて「私が行きます」とは言わないでおく。行ってもきっと足手まといになるのは目に見えているから。
私にできる買い出しは、せいぜいいずぃなり合宿の買い出しくらいなもんです。1時間そこいらで80人以上の子どもたちのおやつをぱっぱか買い込むなんて芸当はとても無理です。何をどれだけ買うかをとっさに決める主婦力は到底私は持ち得ません。
最後のお迎えを見送り、戸締まりをしようとしたら(土曜の午前出勤の人は金曜の帰りに正門と玄関の鍵を持つ)、コンビニの方から焼き鳥を焼く煙が漂ってきた。ねえ、ちょっと(コンビニに)寄ってかない? とリーダーが皆に声をかけたが、私は風呂へ行くのでと断って、あやめ湯へバイクを走らせた。(あ)
タイムラプスは、10月7日(木)5:56〜8:13の伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:35〜19:04)2→7人。

2,678歩。