いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

干し柿をカラスお前も欲しいのか

釣り(内浦重須12:00→14:00)5人。小潮(干潮04:49・18:39、満潮12:09・23:48)。釣果ネンブツダイ3尾。投げウキで餌はオキアミ。

投げウキは新採用の職場で一緒だった釣りの師匠直伝の手作り。大磯ではこのウキでクロダイを釣った。30年以上前に作ったウキで、岩場で擦られた傷跡が痛々しいが、道糸に繋ぐサルカンも大して錆びておらず、まだまだ現役で使えることが分かった。

私の少し後に堤防に立った二人は団子を放り投げていた。たぶんクロダイ狙いだろう。私と同じだ。私の方は団子も撒き餌もなく針にオキアミを刺しただけだけど…。隣の二人が竿を出して30分ほど経った頃、何か小さく叫ぶ声が聞こえた。そちらを見ると、一人の竿がぐぐんと半月にしなっている。もう一人が隣でタモ網を持っている。本命か? それにしていい引きだ。くくっくくっ、バラさないように、慎重に慎重に。見ているこっちも緊張してくる。おっ、タモ網に入った。あれ? クロダイじゃない、赤黒い、でかい。真鯛だ。真鯛が釣れた。50センチはあるだろうか。良型だ。いやあ、堤防から30mもないこんな近場で真鯛が釣れるなんて思いもよりませんでした。

それにしてもこの二人、釣った方もタモ網で掬った方も、大物を釣り上げたわりにはおとなしかった。興奮して声を張り上げてもよさそうなシーンだったが、何かこう、静かに淡々としていた。そんなに大騒ぎするほどでもないさといった余裕が感じられた。きっと過去に何度も釣り上げた経験があるのだろう。興奮しているのは私の方だった。

夕方に、例のリフォーム会社の社長さんが来ることになっていたので午後2時で納竿。余ったオキアミは孫のままごと用にと取っておいたマーガリンのケースに小分けして冷凍庫に入れた。3段の広めの冷凍庫を持つ冷蔵庫に買い替えたのはこれがためである。ようやく出番が回ってきた。

さてと、今日行った堤防で50センチクラスの真鯛が釣れるとなればタモ網も用意しないといけないな。タモ網は、これも30年以上前に使ったものがある。輪が錆び付いて折り畳めない状態だけど、使って使えないことはない。真鯛とは言わない。クロダイでいい。40センチ、いや30センチのクロダイでいいから釣ってみたいなあ。

あやめ湯(17:31)3→6人。マイ桶氏、米朝氏と一緒。ワカメさん(ミスタービーン氏)は番台さんに(テレビを長く見過ぎてベンチを占有していると)叱られてから来なくなったねえ、どこの湯に行ってるんだろうと三人で心配し合った。

610歩(うっ、今日はほとんど歩いてない)。

写真は、昨日吊るした渋柿。焼酎に漬けなかったので黴が生えてこないか心配。2年前は焼酎に漬けなくても黴は生えてこなかったから、まあ大丈夫と見ているがどうだろう。だめだったらもう一度吊るし直すさ。庭の渋柿はまだうじゃうじゃ生っている。(あ)

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