いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

意味のないことも楽しき端居かな

長岡南浴場(17:30)4→1人。久々の長岡南浴場である。今日はいつも行くあやめ湯が定休日なのでこっちへ回った。

私はここの常連を一人知っている。その人はすぐ近所にお住まいのようで、犬を散歩に連れ歩いているところを、浴場から帰るときに二度ほど見かけたことがある。以前よくこの湯屋を利用していた頃は、私が先でその人が後というのが通常のパターンだったが、たまに時間帯が重なることもあって、そのときは世間話の一つ二つを交わしたりもした。

風呂場の引戸を開けたら、いちばん手前の洗い場にその人は座っていた。いちばん手前はその人の指定席である。他の場所に座っているのを見たことがない。その人と目が合った。こんにちはと挨拶したが、奥にいた他の先客から挨拶は返ってきたものの、その人からは返ってこなかった。私の顔を忘れてしまったのだろうか。そんなことはないと思う。いつぞやの会話で、外に停めてあるバイクはおたくの? はいそうですと話しているから、藤沢市ナンバーのバイクという珍しさとともに私の顔はそのとき覚えてもらったはず。そう思っていたのだったが、もしかしたら私の思い過ごしかもしれない。

いや、やはりそんなことはないと思う。知っているに違いない。知っていて無視したんだ。その人は私と入れ代わるかたちで、熱めの湯舟の湯を水鳥が川面を飛び立つときのようにばちゃばちゃかき混ぜて出て行った。私への当てこすりだろうか。私が何をしたというのだろう。この湯屋を仕切る主的存在で、そんな湯の入り方をする人ではないと思っていたが、私の見立てが浅かったようだ。人情味あふれるあやめ湯の雰囲気とは雲泥の差である。もう二度と長岡南浴場を利用することはないだろう。

3,835歩。

写真は、ナイトライトを取り付けた糸巻き。最初は糸巻きの中央に空いている穴にコードを通し、そこから豆電球を吊るそうと思った。それで、部品を買いにホームセンターへ行ったら、電気用品売り場で玄関や廊下階段の足元を照らす「ナイトライトmini」を見つけた。ライトは当然LED。センサー式とスイッチ式とがあって、どっちにするか迷ったが、土日は留守にするわけだからと、使うときだけ灯すスイッチ式を選んだ。センサー式より100円安い598円(消費税込)。これを寝る前の読書用に枕元に置いたらどうだろうと思ったのだが、考えてみれば私の場合、晩酌の後はそのまま天井の灯りを消してバタンキューとなるから、枕元の灯りなんて意味なかったな。(あ)

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