いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

刈られずにあり白百合という威厳

あやめ湯(17:40)4→3人。風呂場に入ると入れ替わりに一人の人が出ていって、奥からマイ桶氏、ビーン氏、私、米朝氏と並ぶかたちになった。お三方からすれば私なぞはまだまだどこの馬の骨かわからない新参者なのだろうが、私からすれば黄金のカルテット揃い踏みである。今日はどんな話題が飛び交うかとわくわくしていたら、米朝氏が早々とお先にの挨拶。何、もう上がるの? もう少しいればいいじゃ、とマイ桶氏が引き止める。すかさずビーン氏が、寄り道しないでまっすぐ帰れよと、言わでものことを言う。寄るわけないじゃ〜、昔の長岡じゃあるめえしと米朝氏が返す。昔の長岡はそんなに曲がる角がたくさんあったんですか? と私。どうも間が抜けている。そいじゃと言って米朝氏はガラス戸を開けて出て行った。

風呂場が3人になったところでビーン氏が、今でも長岡には寄り道するところがあるんだよと話を繋げる。そこから長岡の元締めの話になり、かつての町長選で万札入りのおにぎりが出た話になり、同じ任侠に生きるのでも次郎長さんは偉かった、清水次郎長は大政小政を従えた街道一の大親分で、剣術を次郎長に教えたのは大政で、次郎長が人を斬ったのは人生で一度だけで、それで身を隠して転々としているうちに子分の数が膨らんで…。森の石松、黒駒勝蔵、聞いたことのある名前が出てくる出てくる。ビーン氏の口調はさながら講談「清水次郎長」の様相を呈し、今日のあやめ湯は実に楽しい浮世風呂だった。

6,299歩。

写真は、ようやく咲き始めた庭の百日紅と百合の花。この百合、テッポウユリかと思っていたら、iPhoneアプリ「花しらべ」に、テッポウユリの花期は4月〜6月で、地域は九州、南部(南西諸島)、沖縄とあった。ということは、これはテッポウユリではない。ではササユリ? タカサゴユリ? 調べたらタカサゴユリっぽい。タカサゴユリの花期は7月〜9月、地域は関東以西とあるからたぶん間違いない。ちなみにシラユリを「花しらべ」で検索したら「登録されていません」と出た。ということは、シラユリというのは品種名ではなく、白色のユリの花の総称なのかもしれないな。(あ)

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