いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

昔日の面影いずこ鮎の宿

今週は月火水とテストのために出勤し、木曜の今日は平常日課で出勤と、4日連続の出勤となった。元々水曜は出勤日ではないのだが、今日返さなければいけないテストがあり、昨日実施したテストを昨日のうちに採点を済ませておかなければいけないために、やむなく出勤せざるを得なかった。給料は週6時間分しか出ないから、それ以上勤めても鐚(びた)一文も出ない。だから水曜に勤務した分は出ない。でもいいんです。私のような者でもこうして必要としてくれているところがある。それだけでもありがたいと思っています。

昼は久々に修善寺駅前の大滝ラーメンで「昔ながらのラーメン」を注文。500円。麺は細い縮れ麺で、その上にとろけるようなチャーシューと懐かしのナルトがのる。シナチクはやや控え目に添えられ、丼の縁にちょいとおまけといったふうに海苔が立つ。スープは、これぞ昔ながらの味で、青森で過ごした青春時代によく食べに行った工藤ラーメンの味を彷彿させるものがあり、私の舌にぴたり合う。思わずスープを一滴残さず飲み干してしまった。

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夕方、バイクで湯屋へ行こうとしたらガソリンの給油ランプがオレンジ色に点灯した。そこで大仁にあるいつものガソリンスタンドで給油。隣がブックオフというのがいけない。またしても読みもしない本をまとめ買いしてしまった。佐藤春夫『小説智恵子抄』、谷内六郎谷内六郎展覧会<春>』、谷川俊太郎『ひとり暮らし』、トマス・モア『ユートピア』など9冊。ぱっと手にして、あ、読みたいとそのときは思うのだが、そのようにほぼ衝動買いのようにして買ってまだ読んでいない本が山ほどあって、我ながら呆れている。たぶん死ぬまで読みきれない。新しい本には目もくれず、ひたすら古典だけを読むつもりでいたが、その決心はいとも簡単に崩れてしまった。

大仁からあやめ湯に向かってもよかったが、せっかく大仁まで来たんだからと、今日の湯屋は一二三荘にした。入浴料400円はあやめ湯より100円高い。でもここは源泉掛け流しで、それを目当てに遠くから来る客も多い。ただ、洗い場は3つしかなく狭い。混んでくると気兼ねするから、ゆったり湯に浸かっていられないのが玉に瑕(きず)。

駐車場には水戸ナンバーと名古屋ナンバーの車が停まっていた。鮎釣りの泊まり客だろうか。でも、このところの雨続きで肝心の狩野川は濁りっぱなし。わざわざの遠出もこの濁流ではどうしようもない。湯から上がって、たまたま玄関の三和土(たたき)にいた女将さんに訊いたら、やはりこの天候で釣り客は減っているのだという。昔は貸切バスで鮎釣りの客が押し寄せたと田京の床屋さんが言っていたけど、そういった昔日の賑わいは今はない。

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大仁・一二三荘(17:50)2→4人。

8,203歩。

写真は、一二三荘に行く手前にある長嶋茂雄ロードの一部。現役時代はこの急坂をダッシュで上ったという。ちなみに坂のてっぺんは階段になっている。(あ)

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