いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

散歩が楽しくなりそう

路上観察学会」というのがあるらしい。「街角の建物・看板・張り紙など、普段は見向きもされない風景やヘンな物、面白いもの、使われなくなって転がっているものを見つけて観察する」のだという。夕方の散歩で湘南T-SITEに行き、赤瀬川原平の『路上觀察學入門』(こだわりの旧字体だ)という本を手に取って知った。

このところ、湘南T-SITEに行く機会が増えている。昨年暮れのオープンしたばかりの頃は、なんだこんなもの、気取り過ぎて好きになれないと思っていたが、先日のiPhone修理をきっかけに、なかなか刺激的な空間だなと思うようになってきた。私の好むスローライフのヒントが至るところにあふれていて、例えば、ツリーハウスの本のページを繰るだけで、何だかワクワクしてしまう。

さて、学会には「路上観察十か条」というのがあって、その第一条で「路上観察は『遊びである』」、第十条で「忘れ物は撮り戻せない」と唱える。こういう目で散歩の道道を観察したら面白いかもしれない。大体「遊びである」と言い切るところが潔い。「撮り戻せない」というのも実感。ああ、あのとき撮っておけばよかったと思うことはしょっちゅうある。

今まではただ漫然と見過ごしてきた散歩道のあれこれを、これからは遊び心満載で観察してみるとしよう。ますます散歩が楽しくなりそうだぞ。7,191歩。137kcal。

写真は、散歩の途中で見かけた看板。昨日、孫のおもちゃを買った大型スーパーの出口付近にある。スーパーで買い物を終えた客に寄ってもらおうというのだろうか。3本並べて立ててあるところに必死さが伝わってきます。でも、スーパーの荷物を抱えた客は、みんな駐車場に停めてある車の方へ行っちゃうんですよね。猫通う路地秒読みの春隣(あ)

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