いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

隣家の増築工事

隣家で増築工事が始まった。リビングを一間ほどこちら側にせり出す格好で柱が立った。ちょうどこの前、引き戸に雨が当たらないように屋根を取り付けた真正面である。まあ、こちらは基本的にオープンだから、家の中を見られても一向に平気だけれど、引き戸を開ける度に向こうのリビングを覗いてしまうことになるのは、こちらとしても気が重い。一応、去年の暮れに目隠し用に月桂樹を二本植えたが、日陰で育ちが悪く、今のところ目隠しの用をなしていない。目隠しの役目を果たすには後5年はかかるだろう。それまで何かしら目隠しになるものを考えなくてはいけないか。
以前、隣の奥さんが、うちは二間しかなくて狭いから、と言っていたが、そのあたりから増築計画はあったのだろう。これも以前、国のコーヒーですと言って、奥さんからインスタントコーヒーの大きな袋をいただいたことがあったが、今思えばそれは、この度は増築工事でご迷惑をかけますというご挨拶代わりだったのかもしれない。
とは言っても、音はやはり耳障り。それで、読書を止めて、少し早い時間だったけど風呂に行くことにした。外は雨だったが幸い小降りだったし、久しぶりに狩野川の土手を歩いてみようと思った。夕暮れ時の土手は、大概、犬の散歩やジョギングする人とすれ違うのだが、さすがに雨とあって、今日は土手には誰も出ていない。岸に舫(もや)う一艘の川舟が、雨に煙って風情を醸し出していた。19,858歩。

写真は、昨日の朝、向かいのホテルの屋上で行われていた地元テレビ局の取材の様子。スタッフの一人が、今度は富士山をバックに撮りましょうかと言って場所を移動した途端に、いきなり犬同士のケンカが始まった。何が気に入らなかったのだろう。気に入らぬ風に吹かれて牙をむく(あ)

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