いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薪を車庫に積み上げる

カミさんが伊豆に到着するのを待って、先週の月曜に予約注文しておいた薪を運ぶ。今回は孫がいないので、往復二回で運び終えた。車の後部座席を倒してフラットにし、その上に青シートを敷いて薪を積んだ。
最初、ホームセンターの軽トラックを借りることも考えた。ホームセンターでブロックか何かを購入し、運搬用に無料で貸し出してくれる軽トラックを、そのまま薪運びにも使ったらどうかとカミさんに提案したのだが、なぜかカミさんはいい顔をしなかった。そうは言わなかったが、これまで乗ったことのない軽トラックで、しかも急坂を走るのが嫌だったのだろう。そんな顔つきだった。あるいは、なんであんたの趣味につきあわなきゃいけないわけ? しかも軽トラックまで運転させられて、というにおいも含まれていたかもしれない。
一回目の運搬を終え、とんぼ返りで再び材木店に行ったら、ご主人が隣の空いたパレットに新たに薪を積んでいるところだった。「(戻るのが)早いですね」「ええ、立花台ですから」。立花台と言ったとき、普通は「どちらの?」と返される。立花台は、旧大仁町と旧韮山町の両方にあって、10年前に合併して伊豆の国市になってから同じ町名が使えなくなり、韮山の方をそのまま「立花台」とし、大仁の方は「台」を取って「立花」と表記することになった。だから、ご主人はたぶん私の言った「立花台」を韮山の方ととらえたのだろう。実際は山一つ修善寺寄りの旧大仁町なのだが、私は昔風に言ってしまった。
「湘南ナンバーだけど」「ええ、神奈川の藤沢とこちらと行ったり来たりしています」「藤沢はいいところですね」「ええ、でも、こっちはもっといいところです」。…気候も暖かいし、人の心はもっと温かいし、と言おうとしたけれど、そこまで言ったら言い過ぎかなと思って言葉を飲み込んだ。でも、思う気持ちはその通りなんだよ。3,444歩。
写真は、車庫奥に積み上げた薪。長さが不揃いで、中には広葉樹の固い瘤も混ざっている。この量でも(1シーズンは)持たないなあと店のご主人が言っていた。でも、この時期に格安で薪が手に入ってラッキーでした。力瘤入れて薪割る寒露かな(あ)
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