いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ねぶた作り(その5)

前回(9月30日)のねぶた作りは丸一日の作業だったが、今日もまた午前9時から午後5時までぶっ通しの作業となった。今年のねぶたデビューは今月26日(土)。残り3週間である。作業を進める人たちの顔に多少焦りの色が見えてきたが、一台目からねぶた作りに携わってきた私の目から見れば、今年度の進捗状況は断トツに早い。針金で形を成していくそばから紙貼りをしていくので、作業効率が非常に良い。私が手伝いに行けない日も皆で紙貼り作業をしていたようで、今日行ってみたら白い部分がだいぶ増えていた。白い部分が日に日に増えていくのを見るにつけ、こちらもよし頑張るぞという気になる。気がつけば、トイレに行くのも忘れて針金を結んでいる自分がいた。正直なところ、立ちっぱなしの作業は身体的にはかなりきついのだが、そのきつさを忘れさせる何かがねぶた作りにはある。

夜は横浜で旧職場の仲間と呑み会があった。集まった仲間の中には沖縄からの旅行帰りに直行した人もいて、懐かしく楽しく賑やかなひと時だった。気の置けないかつての仲間と一献傾けながら近況を語り合う。偶々同じ部屋で一年間机を並べただけなのに、そこに集まるだけで何だか気持ちが安らぐ。退職する前にそんな仲間を持てたことが何より幸せ。稲雀過ぎしあの日に戻れたら(あ)

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