いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

願成就院を拝観

菜園の夏野菜が終わった。南瓜はまだ庭を這っているけれど、実が2つしか成っていない。広く面積を取る割には実の成りが少ない。広い畑には向いているが、狭い菜園には向かないことが分かった。食用ヒマワリも失敗。1mくらいまで伸びたところで葉が枯れてしまった。緑のカーテンを期待した朝顔やゴーヤの育ちも弱々しい。放っておいても勝手に育つと思っていたが、水遣りとか、やはりそれなりの世話は必要だったということです。1週間に1回だけではダメ。良かったのはミニトマトだけでした。

午後、韮山にある願成就院に行ってきた。拝観料が普段の半額の200円。これは8月21日が静岡県民の日で、21日は昨日だったのだが、水曜日の昨日は願成就院の定休日に当たっていて、それで一日遅れのサービスになったとのことだった。行くと山門前にモスグリーンのポロシャツのスタッフが10人以上集まっていた。FMいずのくにの案内では、歴史保存会の方々がボランティアガイドをしてくれると言っていたが、いてもせいぜい3、4人かなと思っていた。皆さん、だいぶご年配と見える。受付の方が、どちらからお出でですかと訊く。一瞬、神奈川か伊豆の住所か、どっちを答えようか言い淀んだが、立花です、と伊豆の住所を告げた。では、200円いただきますと言ったところをみると、静岡県民以外は半額サービスの対象外だったのかもしれない。そういうのって、どうなんでしょう。あまりいい感じはしないなあ。訪問者みんなが静岡県の誕生を祝うのでいいような気がします。

ボランティアのガイドに従って寺院内を見て回る。先ず案内されたのが運慶作の仏像5体。中央の阿弥陀如来坐像を始め、全て国宝に指定されている。国宝なのにガラス張りでもなく、手を伸ばせば触れる近さで鑑賞できるのはとてもありがたい。いずれも運慶35歳の作という。逞しく力強く、時に可憐な表情を覗かせる豊かな表現力は、見事としか言いようがない。汗拭けば古刹の軒の蔭深し(あ)

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