いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鉄砲道

茅ヶ崎の歯医者に行く。歯医者に行くときはいつもバイクを使っていたが、バイクは先日伊豆へ持っていった。だから、今日は自転車。炎天の鉄砲道をゆるり漕いでいく。歯医者は鉄砲道沿いにあって、勤め先が茅ヶ崎にあった頃に同僚の紹介で通いだし、それからずっと通い続けている。かれこれ30年近くになるだろうか。2年ほど前、その同僚と歯医者の待合室でばったり出会い、久闊を叙した。同僚は横浜に引っ越したとのことだが、わざわざ横浜から歯の治療のためだけに茅ヶ崎までやってきていたのだ。人のことは言えない。私だって伊豆くんだりからやってきているのだから。それにしても、普通の病気(普通というのも変だが)だと病院が代わってもどうってことはないけれど、歯の場合はどうしたって馴染んだところで治療したいと思う。なんでだろうねえ。

茅ヶ崎の道路は、サザン通りとかラチエン通りとかいった洒落た名前が付いていて、国道1号線と海岸の134号線に挟まれた形で走っている道を鉄砲道と呼んでいる。小洒落た商店が点在し、いかにも湘南といった風情を醸し出している。道行く人達も、どことなくハイカラさんの雰囲気がある。ボードを携えてウェットスーツのまま自転車を走らせるサーファーはしょっちゅう見かけるが、今日は、水着姿のまま自転車を漕いでいる親子連れとすれ違った。夏休みなんだねえ。辻堂海浜公園のプールに行くのだろうか、片瀬の海水浴にいくのだろうか。そんなスタイルも違和感なく溶け込む通り、それが鉄砲道である。その道沿いの住宅で最近目立つようになったのがウッドデッキ。お洒落なブティックや珈琲店なんかには以前からあったけど、一般住宅にもウッドデッキを設けるお宅が増えてきた気がする。いずれ私も伊豆の家にウッドデッキを作ろうと思っているが、一人で行うにはなかなか手強く、ただ今思案中である。施工例をいろいろ見ながら、もう少し研究してみます。

昨日、散髪した帰りに新装したダイソーに寄ってみた。そこで面白いものを見つけた。A3版のポリプロピレンである。カッターで簡単に切れるし、薄く切込みを入れて折り曲げることもできる。アルミ板よりも使い勝手がよく、しかも105円。早速、スキャナーの原稿読み込みケースを作ってみました。文庫版限定だけど、なかなか良い感じです。鳩が糞これでも喰らえ豆鉄砲(あ)

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